※上下1セット

耐水・撥水と透湿性が高いレベルで両立「エントラントG2」

東レの技術から生まれたエントラントは機能性とファッション性が調和した防・撥水性、透湿性コーティング素材です。そのコーティング皮膜はハニカムミクロポーラス構造（無数の小さな穴構造）をしており、この構造が衣服内のムレを外に通過させ、雨や水滴をはじいて衣服内に通させない快適機能を発揮します。エントラントG2は、エントラントの持つ優れた透湿性に特殊撥水技術による耐久撥水の高性能を加え、さらに、どんな降雨条件下にも耐える新機能「超耐水圧性」をプラスしたもので、風合いと透湿性を損なうことなく、激しい雨に対応できる高機能複合素材です。

耐水圧とは

耐水圧とは、生地自体が水の浸入をどの程度防げるかを数値化したものです。ある検査機関によれば雨の水圧はそれほど高くなく、耐水度で言えば、500mmから1000mmあれば十分だと言われています。しかし、体重75kgの人が濡れた場所に座ると、身体の重さなどからおよそ2000ｍｍの圧力がかかります。さらににひざまずくとおよそ11000ｍｍの圧力となります。そのような点から、野外活動をする場合のレインウェアの耐水度は、10,000ｍｍ以上の商品が勧められています。

撥水性とは

撥水性とは、水をはじく性質のことです。撥水性が強い生地に水滴がつくと付着した水分が水玉状（粒状）になり、水滴は生地の表面を転がるように落ちていきます。経年劣化などにより撥水性が低下すると乾くまでの時間が遅くなり、生地表面に汚れが付着しやすくなります。また透湿素材の商品は、生地の表面が水で覆われてしまうことで透湿機能が低下することがあります。撥水スプレー等で手入れすることで、商品機能を損なわず使用し続けることができます。

透湿性とは

透湿性(g/平方メートル・24h)とは、湿気を透過させる性質のことを言います。人の体は、常に大量の水分を放出しています。そのため、全身を覆うレインウェアを長時間にわたって着用していると、発汗による水蒸気で身体やウェア内がびしょ濡れになってしまうこともあります。雨の内側への浸入を防ぎ、汗によるムレや熱を放出する透湿性生地を使用したレインウェアを着用すれば、ベタつきやムレを感じにくくすることができます。