- 著者 : 能條純一(著)
- 出版社名 : 小学館
- シリーズ名等 : 小学館文庫 のA-30
- 発行日 : 2017年05月
- ISBN : 9784091961051
- 勝負は勝てば生 負ければ死
“哭きの竜”と呼ばれた伝説の麻雀打ち。
その“強運”を極道たちが追い求め、10年前に殺された男。
そんな竜が修羅の世界へ戻ってきた・・・・・・
全国制覇を目指し、動き出した
西の最大組織、関西共武会二代目会長・堤薫。
東京で迎え討つは、三代目桜道会会長・音無光一。
新宿で共武会の組員が桜道会によって射殺され、闘いの火蓋が切られる。
この発砲事件の流れ弾によって一般市民が死亡。その娘・沙貴は
復讐を誓い、堤に接近。堤を桜道会のヒットマンに撃たせる。
だが、奇跡的に堤は命を取り留める。
勢いにのった音無は、桜道会内の反音無・古参幹部を次々と粛正。
自身は会長を引退し、政財界の要人とコネクションをつける。
そんな中、自分を手玉にとった沙貴を欲した音無だったが、
沙貴は何者かにさらわれ、ネット番組に出演させられる。
白虎が仕組んだ、負ければ死、という麻雀番組だった。
ぎりぎりの所まで、追い込まれた沙貴だったが、彼女を手に入れたい
音無の尽力で、竜が沙貴の替わりに席につく。
それぞれの思惑が交錯する中、竜の哭く牌が閃光を放つ・・・!!
【編集担当からのおすすめ情報】
竜のいない船上での麻雀。
凄腕の打ち手たちによって繰り広げられる闘いで
語られ、レジェンドとなっていく竜。
この一局だけでも、この作品の独創性、
竜の凄さがわかっていただけると思います。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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