- 著者 : モーリス・メルロ=ポンティ(著) 菅野盾樹(訳) ステファニ・メナセ(校訂)
- 出版社名 : 筑摩書房
- シリーズ名等 : ちくま学芸文庫 メ1-3
- 発売日 : 2011年07月
- ISBN : 9784480093899
- 『行動の構造』と『知覚の現象学』によって、フランス哲学界に確乎たる地位を占めたメルロ=ポンティは、自らの哲学を語るラジオ講演(1948年10‐11月)を行なった。時代が大きく動くなか、それまでの価値観は新しい世界観へと変貌する。メルロは、文学・美学・科学・心理学・哲学史などをも考察の対象とし、哲学の志向性は意識から身体へと大きく転身して「存在論的転回」を遂げたことを宣言する。本書はその記録であり、メルロ哲学の核心をメルロ自身が縦横に語った刺激的な書。訳書による丁寧な解説は、メルロ哲学後期の主著『見えるものと見えないもの』読解への道筋を与える。本邦初訳。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。
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