バロッサ・ヴァレーに居を構える グリーノック・クリーク は、バロッサのシラーズのパイオニアと呼ばれ るロックフォード や ヘンチキ などでワイン造りを学んだ生産者が、1976年に畑を購入し、1984年に初ヴィンテージをリリースしたワイナリーです。


オージーワインにおいて カルト中のカルト と言っていいこのワイナリーは、ロバート・パーカー氏をして 「オーストラリアの天才ワインメーカー」 と呼ばれた、 クリス・リングランド より醸造のアドバイスを受け、相当な年数熟成が可能でありながらも、酸とアルコール度数、果実味のバランスが良好で柔らかく、独特な存在感を放つワインを産み出しています。



評論家からの評価はずば抜けて高く、、、



ワイン・アドヴォケイトで100点を通算8回獲得！



という実績だけでもすごいのですが、さらに驚くべきはオーストラリアのワイン全体でもWA100点を獲得したのは23本のみ、つまり 3分の1がこのワイナリーの成績という事実！



「収量の低いバロッサ地方の畑から、酸のバランスが良くおびただしいエージング・ポテンシャルを秘めたスケールの大きなワインを造り、バロッサの偉大な年だけではなく、困難な年にも出来の良いワインを産み出している。」



ロバート・パーカー氏はこのようにグリーノック・クリークを評し、 私は常にここのワインの品質に震撼させられる！ と絶賛のコメントで締め括ります。


そして南オーストラリアのワインの評価を中心に活躍している、ワイン・ライター フィリップ・ホワイト もまた、グリーノック・クリークのワインについて非常に高い評価を与えており、



「一人で飲むのは本当にヤバイ！息が止まりそうだ…　一口飲む為に10分は必要だ。このワインを飲む為にはそばに医者が必要だ！」



という、今までに 聞いた事の無いような賛辞 を送っています！



このように尋常でない高評価を受けるグリーノック・クリーク、オーナーのマイケル・ウォーのこだわりは醸造設備にあって、コンクリートの開放醗酵糟はほとんど自分で作ったといいます。


更に樽へのこだわりは相当なもので、グランジを造るペンフォールズの親会社から4～5年使った樽を買い、分解し、鉋をかけ直し、自分で再び組み上げるという徹底ぶり。


こうする事でアメリカン・オークのアクや焦げ風味が抜け、ニュートラルな性格の上質な樽となるのだとか。


また畑の土壌は多岐に富んでおり、レッドローム、ルビオローム石灰岩、泥などに クオーツ・ロック（Quartz Rock) が含まれています。


現在の所は具体的に科学的な効果が解っているわけではありませんが、クオーツ・ロックは土壌に素晴らしいミネラルを与える成分を含み、葡萄栽培に適切とされています。



まさに オージーワインの最高峰 と言っても過言では無いグリーノック・クリークのワインですが、今回ドラジェに入荷してきたのは、これだけの評価を受けながらも10,000円でお釣りが来るという、コストパフォーマンスの高いラインナップが中心！


インポーターさんでも年に数回しか入荷しないというグリーノック・クリーク、一度在庫が無くなると長い間欠品となる予定ですので、この機会をお見逃し無く！

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