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以前のヨーロッパでは、カリフォルニアのワインといったら多くの人間は見向きもせずほぼ無関心といった有様で、カルト・ワインが溢れる現在の事情とは全く異なっていました。
そんなカリフォルニアワインたちと、フランスの錚々たる高級ワインをブラインドでテイスティングし競い合わせて、点数で評価してみようという企画が1976年に行われた パリ・テイスティング です。
ワイン界の有名人が多く出席し審査員もみな一流、マスメディアも駆けつけ、ほとんどの人がフランス勢の圧倒的勝利を信じて疑わない中、その予想はまるっきり裏切られる結果に。
なんと ムートン・ロートシルトやオー・ブリオンの他、ブルゴーニュ銘醸地の高級ワインを抑え込み、評価が高かったのはカリフォルニア勢 だったのでした。
神話になぞらえて 「パリスの審判」 などとも呼ばれるようになったこの事件は、全く無名だったカリフォルニアワインの高い品質を世界中に知らしめる事となり、後のワイン業界に大きな影響を与える事となったのです。
このパリ・テイスティングのラインナップ中に、 フリーマーク・アビー の名があります。
フリーマーク・アビーのシャルドネは、当時なんと ラモネのバタール・モンラッシェやルフレーヴのピュリニー・モンラッシェを上回る評価 を獲得。
10本のうちで上位にはくいこめなかったものの、カリフォルニアワイン代表としてハイクラスのフランス勢と堂々と渡り合う実力を、この時既に持っていた事が窺い知れます。
フリーマーク・アビーはナパ・ヴァレーで最も初期に設立されたワイナリーのひとつで、その連綿とした歴史は1886年まで遡り、世紀の変わり目に建てられた石造りのワイナリーは現在もそのまま使われています。
ワイナリーの卓越したワインづくりの伝統は今日も受け継がれ、品質とその血統の良さを遺憾なく発揮したワインがつくられています。
赤ワイン用には AVAラザフォード の葡萄を主に、 ハウエル・マウンテン と マウント・ヴィーダー のトップ・クオリティの葡萄があてがわれ、シャルドネにはより冷涼な気候の ロス・カーネロス地区 の葡萄が用いられています。
ワインメーカーのテッド・エドワーズはフリーマーク・アビーのワインづくりを任され、約30年間同じ葡萄栽培家と共に働き、達人のタッチを加味し、このナパ伝説を守り続けています。
ワインの歴史が変わった場所に立ち会い、カリフォルニアワインの老舗としてひときわ長い歴史を造り続けてきた、今なお伝統の受け継がれるワイナリーです。
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ドラジェ(dragee)のフリーマーク・アビー(Freemark Abbey) 1 件中 1 〜 1 件
シャルドネ [2017] フリーマーク・アビー <白> <ワイン/アメリカ> ※ヴィンテージが異なる場合があります
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