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スペインの リオハ は数々の高級赤ワインを生み出す銘醸地、生産量のうち4分の3を赤ワイン占めています。
昔はリオハでも土着品種による多数の白ワインが造られていました。しかしリオハでは19世紀のフィロキセラ災害以降、土着の白ブドウ畑は捨てられてしまい、生産者たちは赤ワインをメインにシフトせざるを得なくなりました。
このような現状のリオハにおいて、白ブドウに強い思い入れを持ち、白ワインに特化しているワイナリーが カスティーリョ・デ・マエティエラ です。
リオハ州内で唯一の 「白ワインのみを生産するワイナリー」 であり、創設当初から土着白ブドウの復興と、新しい白ブドウ品種の開発に力を注いできた実績は、まさに リオハの白ワインのスペシャリスト。
アルバリーニョやヴェルデホに加えて、スペインでは非常に珍しいリースリングやゲヴュルツトラミネールの栽培も試みるなどチャレンジ精神旺盛、またその各品種に合わせて醸造方法を変える為、圧搾機やステンレスタンクなどもそれぞれに合わせた最良のサイズを選び、特に強いこだわりのある 「香り」を最大限に活かす為の醸造方法 を確立しています。
そんなカスティーリョ・デ・マエティエラから、全て白葡萄の単一品種で造るワインシリーズ スパニッシュ・ホワイト・ゲリラ がリリースされました。
格付け的にはヴィノ・デ・ラ・ティエラであるものの、リリース後2ヶ月で12万本が完売してしまったという大人気シリーズです。
まず目を引くラベルのかわいらしいキャラクターは、スペインで活躍中のポップアーティスト、ミンガッロ兄弟の「Brosmind Studio」が担当しており、品種ごとにキャラクター設定もされているこだわり様。
造られるほとんどのワインが赤ワインというリオハにおいて、白ワインで勝負する「リオハでの白葡萄の戦い」 という意味で、葡萄産地の軍隊の制服を葡萄樹が着ているというデザイン、シリーズ名「ホワイト・ゲリラ」の由来もここから来ています。
実はスペインの若者たちの間では日本と同じように、酒離れならぬ「ワイン離れ」現象が起こっているそうで、そういった若者たちにワインの小難しい講釈をたれ流すことなく、まず手にとって楽しんでもらう事も狙ったデザインなのだとか。
リオハのワイン法では、白ブドウはもともとビウラ、ガルナッチャ・ブランカ、マルヴァジーアの3種類しか認定されていなかったものの、 2007年より大幅に他の品種が追加で承認 され、白ワインへの期待が高まってきています。
これからが楽しみなリオハ産白ワインのポテンシャル、ぜひ味わってみてください!