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イタリアには20の州があり、その全ての州においてワインが造られます。
ピエモンテやトスカーナなどは有名産地ですが、他の州でも目を見張るような掘り出し物がたくさん眠っていて、各地の個性ある膨大な銘柄の中から自分好みの1本を見つけるのは、ワイン好きを夢中にさせる「宝探し」のよう、それもまた イタリアワインの魅力の一つ です!
そうしたイタリアの州の中でも、いまいち知名度が低く、ワイン産地として影が薄いのが モリーゼ州、 日本でもモリーゼ州のワインはあまり見かけません。
ヴァッレ・ダオスタ州の次に面積が小さいモリーゼ州は、東側はアドリア海に面しているものの、そのほとんどが山岳・丘陵地帯で起伏のある土地が多くを占めており、農業用地を確保するのは苦労のいる環境。
しかしぶどう栽培の歴史は 古代ローマまで遡るほど古く、 手つかずの自然が残る中で古風な農業形態が守られ、 ワイン産地としてのポテンシャルは決して低くありません!
このモリーゼ州を代表するワインが、ここでご案内する ビフェルノ、 モリーゼで 数少ないDOP認定ワイン の一つです。
ビフェルノでは赤・白・ロゼが認められていますが、赤はサンジョヴェーゼに起源を持つブドウ品種 モンテプルチアーノ を主体とし、果実味豊かで濃い味わいが特徴。
実はモリーゼ州、もともと「アブルッツィ・エ・モリーゼ」という州だったのですが、1963年にアブルッツォ州とモリーゼ州に分割された経緯があります。
アブルッツォ州と言えば、モンテプルチアーノを使った赤ワイン「モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」が日本でも大人気、イタリアのDOP生産量では第一位を誇る銘柄。
元は同じ州というだけあって、モリーゼ州のモンテプルチアーノもまたコストパフォーマンスが高く、まさに 「掘り出し物の掘り出し甲斐」 がある産地なのです!
今回入荷した コロレド が造るビフェルノの赤は、モンテプルチアーノによる 南イタリアならではの濃厚な風味と、洗練されたなめらかで上品な味わい を併せ持つ赤ワイン。
完熟した有機栽培ブドウならではの、柔らかく素直で溢れるような果実味が楽しめます。
同じく白ワインも、 トレッビアーノ、ボンビーノ、マルヴァジーア といった、イタリアらしい品種をブレンドし、果肉の厚い洋ナシやメロンを思わせる、 フルーティーな風味をたっぷりと持つ白ワイン。
農薬や化学肥料を使わない自然農法ならではの、透きとおるような綺麗な飲み口が楽しめます。
コロレドの造るビフェルノの赤と白、どちらもモリーゼ州のポテンシャルを実感できる、「掘り出し物」のイタリアワインです!