スーパー・タスカン、サンマルコとダルチェオを生み出した、

トスカーナを代表する生産者、カステッロ・ディ・ランポッラ！

貴重な90年代キャンティ・クラシコが少量入荷！


キャンティの中枢といわれるパンツァーノに居を構えるカステッロ・ディ・ランポッラ。畑は実に1739年からランポッラ家が所有しており、1964年にアルチェオ・ディ・ランポッラによって、本格的なワイン用のブドウ栽培がスタートしました。


彼は農業を学んだ後、南米で農業開発にも携わっており、醸造技術はもちろんのこと、栽培こそが重要と考え、植樹率を上げ、低収量のブドウ作りをスタートさせます。


1964年からの10年間、ぶどうは全てアンティノリに売却。アンティノリと言えば、ティニャネッロやソライアで知られる、スーパー・トスカーナの生みの親！ティニャネッロが誕生したのが1970年代初めですので、アルチェオ・ディ・ランポッラは、まさにアンティノリと共にスーパー・トスカーナを生み出した人物と言っても過言ではありません。


自らも1975年に初めてワインをリリース（キャンティ）。そして1980年にはカベルネ・ソーヴィニヨン主体の「サンマルコ」が誕生。この「サンマルコ」がスーパー・トスカーナとして注目された事で、ワイナリーの名は一躍世界で認められるようになりました。


その後アルチェオは、自らの信念を更に付き進め、1980年代の末に、8000本～10000本/haという超高密植（サンマルコは3300本/ha）のカベルネ・ソーヴィニヨン造りに取り組みます。


しかし、その結果を見届ける前に、彼は亡くなってしまいます。その後を引き継いだのが息子のルチオと、アンティノリの醸造責任者を務めていたジャコモ・タキス氏。


父アルチェオが取り組んだ超高密植のカベルネ・ソーヴィニヨンは見事に育ち、1996年に初めてリリースされたそのワインは、「ヴィニャ・ダルチェオ（Vigna d'Alceo=アルチェオのブドウ畑)」と名付けられ、一躍高い評価を受けることになります！


イタリアのワインガイド誌、「ガンベロ・ロッソ」では、、、


●1999年のワイン・オブ・ザ・イヤーに選出！


その後も、


●1999年ヴィンテージではパーカー99点！翌2000年も98点！


を獲得するなど、一気に最高のイタリアワインの一つに上り詰めました！


そんなランポッラのワインの中で、今回ドラジェに入荷してきたのは、ランポッラの原点ともいえるキャンティ・クラシコ！


サンジョベーゼは取り扱いが難しい為、かつては白ブドウの混醸が義務付けられていたキャンティ。そんな中でランポッラは、黒ブドウだけで造ったキャンティの素晴らしさを唱えてきた1人です。


カベルネにこだわりを持つワイナリーらしく、ランポッラのキャンティ・クラシッコは、サンジョベーゼを主体に、少量のカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされています。


しかも今回入荷してきたのは、貴重な90年のキャンティ・クラシコ！


既に18年熟成となる1994年のキャンティ・クラシコ・リゼルヴァを始め、98年、99年と各種取り揃えました！

フラッグシップであるダルチェオは、1万円は下らないワインですが、キャンティであれば、90年代古酒でも比較的リーズナブルなお値段で楽しめます！

まぎれもなくキャンティで最高の生産者の1人、ランポッラ！その実力を、存分にお楽しみください！