- ワインセット
- ボルドー
- ブルゴーニュ
- シャンパーニュ
- フランスその他
- イタリア
- スペイン
- カリフォルニア
- ドイツ
- チリ
- アルゼンチン
- オーストラリア
- ニュージーランド
- 南アフリカ
- 日本
- その他の国
- その他のワイン
- 輸入ビール、地ビール
- 赤ワイン
- 白ワイン
- ロゼワイン
- スパークリング
- 缶ワイン
<タイプで探す>
メドック格付け第5級 シャトー・ランシュ・ムーサ!
アイルランド人のジョン・ランシュにより、18世紀に銘醸地ポイヤック村で創設されたこのシャトーは、一級をはじめ高名なシャトーがひしめく地区からは少し距離を置き、西側にこの村で最大規模の畑を所有しております。
同じくポイヤックで格付け5級の シャトー・ランシュ・バージュ は、ムートン・ロートシルトに例えられるほど高い人気となっていますが、元々は シャトー・ランシュ・ムーサより分割されて誕生 したシャトーであり、両者は兄弟のような関係でもあります。
ところが長いスランプに陥っていたランシュ・ムーサは、ランシュ・バージュとは対照的に今一つの評価が続き、いつしか完全に ランシュ・バージュの影に隠れるような存在 となってしまいました…。
しかし現在のオーナーである カステジャ家 の所有となると、ランシュ・ムーサは その品質を大いに改善、 格付け5級の名に恥じないボルドーとして名誉を挽回。
このカステジャ家は、ボルドーの超有名ネゴシアンである ボリー・マヌー社 を運営しており、一流シャトーをも取り仕切る メドック格付け委員会会長 を輩出した名家で、幅広い価格帯のボルドーで高い評価を受けています。
ランシュ・ムーサの魅力と言えば、格付けシャトーにも関わらず求めやすいお値段で、ランシュ・バージュに比べると物によっては 半額以下で買えてしまう というケースも。
さらに若いうちは一般的にまだ固く、飲むのがもったいないイメージさえあるポイヤック産でありながら、ランシュ・ムーサのワインにはほど良い柔らかさがあり、新しいヴィンテージから熟成物まで どのヴィンテージも美味しく飲める事が多い という特徴もあります。
とはいえ基本的にはクラシックな造りのボルドーワインであり、その中に力強さだけに頼らない、しなやかなストラクチャーと繊細さを備えているのです。
ロバート・パーカー氏は著書の中で、ランシュ・ムーサのワインを長く寝かせすぎてしまうのはオススメできないとしていますが、確かにポイヤックの天下に名を轟かす他のシャトーと比べると、地理的要因もあって異なる魅力を持つワインを産み出しているようです。
さらに近年までランシュ・ムーサのコンサルティングを行っていたは、ボルドー大学の醸造博士であり、ワイン界に世界的な名声を持つ 故・ドゥニ・デュブルデュー氏。
この ボルドー有数の名家と超一流のコンサルタントの強力なタッグ によって、経験と技術が蓄積されてきたランシュ・ムーサ、今後もその評価は高まり続けていくはずです。
当店では 適度に熟成したバックヴィンテージ の他、シャトー・ランシュ・ムーサの狙いどころをいくつか販売中、さらにセカンドワインとして人気の 「レ・オー・ド・ランシュ・ムーサ」 も併せてご案内しております!
詳細条件を追加する