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ワイン大国フランス、その中でも最上級の銘醸地ボルドー。
そしてボルドーワインの中でも、1855年から変わる事なく絶対的な地位にあるのが メドックの格付けシャトー です。
160年前の制定以来、頑ななまでに格付けは維持されてきましたが、その不変の原則を唯一打ち砕き、格付けの見直しを実施させたのがご存知 シャトー・ムートン・ロートシルト であり、現在もボルドーワインの頂点と言える一級シャトーに君臨しております。
ところでメドックのアペラシオンで 白ワインは認められておらず、 それは格付けシャトーも例外ではありません。
ただのACボルドーであれば造れなくはありませんが、 「メドック産のボルドー白」 というのはあまり聞かず、フランス屈指の赤ワイン銘醸地であるメドックにおいて、わざわざ白ワインを生産するメリットも少ないのでしょう。
そんな中で1991年、ひときわ大きな注目を集めたのが、既に第一級シャトーの地位が板についていた…
●ムートン・ロートシルトの造り出した白ワイン!
それこそが エール・ダルジャン、 現在でもメドック産の白ワインとしては 飛びぬけた知名度と品質 を持っており、シャトー・マルゴーの造る白と並んで、他の地区のボルドー・ブランと比べても 別格の扱いを受けているプレミアム白ワイン です。
元々ムートン・ロートシルトでは、1991年より以前にも白ワインを造っていましたが、それは訪れた客人をもてなす時などに使われる自家消費用としてでした。
故フィリップ・ド・ロートシルト男爵は、いつか自分のシャトーより正式に白ワインをリリースする事を夢見ていたものの、志半ばにして亡くなってしまいます。
その願いをかなえたのが実の娘である現オーナーであり、彼女は幼い頃よく父が話してくれたお伽話の題名 「銀の翼(=エール・ダルジャン)」 を、ムートン・ロートシルトによる白ワインの名前としてリリースしたのです。
エール・ダルジャンは生産量が非常に少なく、 ブドウ畑はわずか4haのみ という点から見れば、本家ムートンの赤ワイン以上に貴重なワインと言えるかもしれません。
使用比率に セミヨン を多く使用した事で、ふくよかで果実味にあふれた濃厚な味わいとなっており、他のボルドー・ブランと比べても 独特な印象が感じられる白ワイン となっています。
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