「一回り小さなロマネコンティ」とも言われる、パーカー5つ星生産者！

2007年ロベール・アルヌーから名称変更した「ドメーヌ・アルヌー・ラショー」！


既に葡萄造りをスタートさせて200年以上の歴史を誇るドメーヌですが、より本格的にワイン造りをしだしたのは、先代のロベール・アルヌー氏。


ロベール氏には3人の娘がいましたが、息子はいなかったため、娘婿にドメーヌを継がせることになりました。その娘婿がパスカル・ラショー氏。元々は薬剤師と、ワインとは関係のない仕事をしていましたが、ロベール氏が他界した後は、パスカル・ラショー氏がドメーヌを切り盛りしています。


代替わりした後も、ドメーヌは評価を落とすどころか、更に高い評価を獲得。2007年からはドメーヌ・ロベール・アルヌーからドメーヌ・アルヌー・ラショーに名称変更。アルヌー氏の名前を冠す事で、更なる覚悟を持ってワイン造りを行っています。


「1993年以来、故ロベール・アルヌーの義理の息子であるパスカル・ラショーが管理している。かつて薬剤師をしていたラショーは、ドメーヌでの仕事をすべて入念に研究し、品質を向上させるために重要な決定を下した。つまり、収量を低く抑え、化学肥料はめったに使わず、新樽の割合を増やし、澱引きを少なくし、清澄処理や濾過処理をやめたのである。このブドウ園は、それまで、熟成させる価値のある傑出したワインを生み出すための適切な収量を維持できるかどうかは自然任せにしていたが、現在では、すばらしいブルゴーニュ・ワインを一貫して提供し続けている。 」


と、ロバート・パーカー氏が５つ星評価を与えると共に、


「一回り小さなロマネコンティ（プチ・DRC）」


とさえ評している、ブルゴーニュ最高のドメーヌの一つです。


ピノ・ノワールの原種に近く、果粒が小さく果皮が分厚いため、凝縮度の高いワインが出来る葡萄「ピノ・ファン」を栽培している事でも知られています。


ピノ・ファンといえば、ロマネコンティのピノ・ノワールもピノ・ファンで造られていると言われている、貴重な高品質ピノ！栽培が非常に難しい為、現在扱えるドメーヌは数多くありません。


ブドウ栽培はリュット・レゾネ。手摘みでブドウを収穫し、ブドウは破砕せずに低温マセレーションの後、ステンレスタンクで自然発酵。樽熟成期間は平均14ヶ月で、新樽の比率は村名で20～25%、一級畑で30～50％。特級は100％新樽だが、ヴォーヌ・ロマネ1級のオー・レニョとレ・シュショにも100%の新樽を用いています。


2008年にラトリシエール・シャンベルタンを取得するなど、畑の面積も徐々に広げてきていますが、ブルゴーニュ・ルージュで1.2ha、村名ヴォーヌ・ロマネやニュイ・サン・ジョルジュで1.5ha、グラン・クリュは1ha以下と、裁判面積はかなり小さいです（小さいと言われるロマネ・コンティで1.8ha）。


2011年には息子のシャルルも加わり、今後の更なる進化が期待される「プチ・DRC」！

いずれのワインも生産量が限られているため、見つけたら早めのご検討をオススメいたします！



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