フランス北東部、ヴォージュ山脈を西、ドイツとの国境ライン河を東に望む、幅5km、南北100kmにわたる縦長のワイン産地「アルザス」。アルザスは美食の地方とも言われ、ミシュランの星付き店が最も多い地方としても知られています。


ドイツとの国境に位置し、時代によってはドイツ領だった事もあるアルザスは、ドイツとフランスの文化が融合している地域でもあり、ワインのボトルもドイツワインのような縦長のものが特徴的です。


造られるワインはその90％程度が白ワインで、リースリングやシルヴァネール、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリなど、ドイツワインでも使われるブドウ品種が多くなっています。


一方で、ドイツワインが甘口なものが多いのに対し、アルザスのワインは、香りは華やかでも飲んでみると辛口タイプなものが多く、気軽に食事に合わせる事が出来るワインが多いのが嬉しいところです！


ただ、産地全体の生産量が少ない事も合って、アルザスのワインはやや割高。安くても1,000円台半ば、平均的には2,000円以上であることが多い地域です。


そんな中、スポット的ではありますが、1,000円台で楽しめるアルザスワインが限定入荷してまいりました！


生産者のフェルナン・アンジェルは、自社畑で採れたブドウだけを使ってワインを生産するドメーヌタイプの生産者。丁寧に手摘みで収穫されたブドウは、近代的な設備を使い、澱と一緒に熟成される伝統的なシュール・リー・スタイルでワインは造られます。しかも、、、


●今回ご案内するワインは、全てユーロリーフ認証付きのオーガニックワイン！


ユーロリーフとは、ワインだけではなく農産物全般に関するEU域内の認証制度で、ワインに関しては2012年ヴィンテージから表示が認められています。


同じくオーガニック認証の一つ「エコサート」などは原料ブドウについてだけのオーガニック認証で、製法に関しては規定がありませんでしたが、ユーロリーフでは酸化防止剤の添加量などにも規定があり、より厳しい認定となっています。


只でさえ割高なアルザスワインの上、ユーロリーフ認証付きとなると、更に割高になってしまうのですが、それでもなんとか1,000円台でご案内出来る事になりました！


ラインナップはシルヴァーナ、リースリング、ゲヴェルツトラミネールの3種類に、クレマン・ダルザスの白とロゼの合計5種類！


いずれのワインも、オーガニックらしい優しさの中に、凝縮された果実本来の味わいもたっぷりと感じられ、シュール・リーによるボディの厚みも感じられる、レベルの高いアルザスワインに仕上がっています！


原料ブドウだけでなく、製法にも厳しい規定を持つユーロリーフ認証付き！

ブドウ本来のパワーを最大限に活かしつつ造られる、高品質アルザスが、この価格なら、かなりお買い得だと思います！