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W-GR21022504
ダフニオス・ホワイト [2018] ドゥルファキス・ワイナリー <白> <ワイン/ギリシャ> ※ヴィンテージが異なる場合があります。
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ワイン名 | Dafnios White / Douloufakis Winery |
ワイン種別 | 白 |
ブドウ品種 | ヴィディアーノ |
生産者 | ドゥルファキス・ワイナリー |
生産地など | ギリシャ |
原産地呼称 | PDOクレタ |
その他備考 |
紀元前3000年のも歴史を誇るギリシャワイン。
ワイン大国のフランスやイタリアよりも歴史があるギリシャですが、今ギリシャは 旧世界の中の新世界 と言われているほど、世界から注目を浴びています。
かの有名なワインジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソンやヒュー・ジョンソンらもこの国の可能性について高く評価しています。
ギリシャワインの最大の魅力は、古来から守り受け継がれてきた特徴的な固有品種でしょう。
多くの固有品種を有するギリシャワインの中で、ワインジャーナリストが、
「2回、腰が抜けた」
と言って驚いたワインがあります。
それが固有の白ブドウ品種ヴィディアーノ100%で造られた、ドゥルファキス・ワイナリーの「ダフニオス・ホワイト」。
ワイン雑誌ヴィノテーク2018年1月号で、
●まるでコシュ・デュリのムルソーか、そのプルミエ・クリュ
と紹介され、一世を風靡したワインです!
あまりの人気に一時市場から姿を消したダフニオス・ホワイトでしたが、 この度数量限定で入荷することになりました!
~ヴィノテーク2018年1月号記事を一部抜粋~
『クレタ島中央に位置するダフネス村のドロファキス・ワイナリーのダフニオス2012に2回、腰が抜けた。品種はヴィディアーノ100%の白。一回目は味で、高貴な白桃、百合の花、ミネラル、若いメロン、オレンジピールなどの、豪快で華麗で勢いあるアロマと、引き締まったボディ。格調高く美しい多層性のある酸、神妙で長い余韻。その奥にある、教会のステンドグラスのように美しく整然と均整を成すミネラル感。まるでコシュ・デュリのムルソーか、そのプルミエ・クリュかと。』
コ、、、コシュ・デュリ!?
コシュ・デュリと言えば、ムルソーなら7~8万円、プルミエ・クリュだとしたら10万円以上はくだらない世界最高峰の白ワイン生産者。
そんな偉大なワインに、無名なギリシャワインが匹敵するの?と、にわかには信じがたいことですがものは試しにと試飲してみることに。
~テイスティングコメント~
色調は、輝きのあるやや淡めのイエロー。 白桃や熟れたメロンを思わせる甘やかなアロマに華やかな白い花。 何層にも重なる豊かなミネラルが印象的で、表情豊かなフルーツと伸びやかな酸味が見事に調和しています。 引き締まったボディながら複雑で長く続く余韻があり、フィネスを感じます。 これがシャルドネではなく、ヴィディアーノという固有品種だというから驚きです。ギリシャ固有品種の偉大さを感じさせる一本! |
コシュ・デュリと同等かと言われると・・・また違った個性をもつワインだな、というのが個人的な印象ですが、 このお値段でこんなフィネスを感じるワインに出会えるとは。そしてそれがまさかのギリシャで。 これについては確かに腰を抜かす程の驚きがありました。
造り手であるドゥルファキス・ワイナリーは、ギリシャ・クレタ島屈指の実力派!
現当主で3代目となるニコス・ドゥルファキス氏は、イタリアのピエモンテ、アルバで醸造学を学びました。その後チェレットなどで経験を積んだ彼は、帰国後にワイナリーを一新。
固有品種を大切にしつつもモダンなワイン造りを導入し、確固たる自身の哲学をもってギリシャワインに新たな可能性とスタイルを創世しています。
ヴィディアーノはクレタ島で少量生産される品種です。 近年ではそのポテンシャルが見直され徐々に栽培が広がっており、彼もまたこのヴィディアーノに可能性を見出し素晴らしいワインを造った一人だったのです。
業界内では前々から「ギリシャの時代がくる」と言われていましたが、これほどのポテンシャルを持ったギリシャワインが登場していたとは。
今後もギリシャワインから目が離せない!そう思わせる素晴らしい一本でした。
「旧世界の中の新世界」と注目されるギリシャから。
腰を抜かすほどの素晴らしい、ギリシャの底力をあなたの舌でお確かめください!