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アレクサンドル・デュマによる不朽の名作！

『三銃士』といえば古典名作として誰もが一度はその名を聞いたことがあるでしょう。しかし、『三銃士』は主人公ダルタニャンの生涯を描いた大河小説の序章に過ぎないという事実はご存じない方も多いのでは？ ダルタニャンが念願叶って銃士の一員となった後の話も含めて、その全編を読める唯一の邦訳が復活です！！ 【商品内容】 17世紀のフランスはルイ王朝の盛衰の下、史実の事件を巧みに織り込みながら繰り広げられる愛と勇気の冒険劇。おなじみダルタニャン、アトス、ポルトス、アラミスの四銃士の友情。政界を跋扈する謀略と駆け引き、そして宮廷に繰り広げられるロイヤルロマンスの繚乱の渦……。映画化などで有名な「鉄仮面」の物語も、本書収録のエピソードから広く世に知られるようになったものです。 新しく迎えた世紀では、2002年に大デュマ生誕200年を迎えました。また実在の人物をモデルに描かれ、デュマに本書執筆の動機を抱かせることとなった種本、クールチルス著になる『ダルタニャン回想録』誕生から300年を経過したことにもなります。 この壮大にして痛快な大長編小説の完全版を、軽妙なるも格調高く薫る仏文学研究の泰斗・鈴木力衛 学習院大学教授の名訳で復刊し、あなたに捧げます。 【収録内容】 【第1部】三銃士 ■1巻　友を選ばば三銃士 立身出世を夢見てパリへやって来た20歳の青年ダルタニャンは3人の銃士（アトス、アラミス、ポルトス）と出会い、力を合わせて枢機卿リシュリューの陰謀へ立ち向かってゆくことに。 【ページ数】 363頁 ■2巻　妖婦ミレディーの秘密 美貌を武器につぎつぎと謀略をめぐらすミレディー。仏王妃アンヌの危機を救うため奔走するダルタニャンと三銃士。第一部『三銃士』後編。 【ページ数】 335頁 【第2部】二十年後 ■3巻　我は王軍、友は叛軍 『三銃士』から二十年後を描いた第二部『二十年後』の前編。40歳の銃士となったダルタニャンは、宰相マザランの要請で旧友三人を訪ね、また共に働こうと誘う。だが快諾したのはポルトス一人だった…。 【ページ数】 291頁 ■4巻　謎の修道僧 清教徒革命の吹き荒れるイギリスに上陸した四銃士は、政争に巻き揉まれて再び敵味方に分かれ剣を交えることに。しかも、彼らの行く手に不吉な修道僧の影が度々立ちはだかる。 【ページ数】 302頁 ■5巻　復讐鬼 四銃士による捨て身の救出劇もかいなく処刑される英国王。復讐鬼モードントと死闘の末やっと帰還した銃士を待ち受けるマザランの罠。第二部『二十年後』完結編。 【ページ数】 302頁 【第3部】ブラジュロンヌ子爵 ■6巻　将軍と二つの影 第二部『二十年後』からさらに十年後を描いた第三部『ブラジュロンヌ子爵』のはじまり。ダルタニャンとかつての三銃士も今や壮年。王位を失った英国王チャールズ二世を復位させるべく、アトスは埋蔵金を求めて再び英国へ向かう。 【ページ数】 385頁 ■7巻　ノートル・ダムの居酒屋 マザランの死により、のちに太陽王と謳われるルイ14世の親政が始まる。一方フーケの陰謀を探るダルタニャンは遂に銃士隊長の辞令を手にする。 【ページ数】 379頁 ■8巻　華麗なる饗宴 王弟妃アンリエットの才智と美貌はルイ14世をも虜にする。しかも国王はブラジュロンヌの恋人にも恋心をいだき、青年子爵を遠ざけようと…。 【ページ数】 383頁 ■9巻　三つの恋の物語 激しく燃えあがるルイ14世とルイズの恋。二人を引き離そうと策謀する王弟妃アンリエット。『源氏物語』にも比すべき華麗な仏宮廷の恋模様。 【ページ数】 408頁 ■10巻　鉄仮面 フーケはルイ14世の歓心を買うためヴォー・ル・ヴィコント城で園遊会を催す。この機会をねらい国王と双子の兄弟をすりかえる大陰謀が進む。 【ページ数】 371頁 ■11巻　剣よ、さらば フーケの要塞島にアラミスとこもったポルトスは凄絶な最期を遂げた。アトスは、ラウルの跡を追うように永遠の眠りにつく。そしてダルタニャンは…。 『ダルタニャン物語』全11巻、ここに完結！ 【ページ数】 380頁 【商品詳細】 【著作者】 著：A・デュマ 訳：鈴木力衛 【判型】 四六判 ／ 並製 【販売元】 復刊ドットコム