長谷園
ふっくらさん　黒らく　中　AND-09

とんがり帽子のふたが美味しさのヒミツ！万能土鍋

伊賀土の特徴を活かした万能土鍋です。
遠赤外線効果で芯までふっくら【陶板料理】を楽しんだり、気化熱効果を利用して【保冷器】としても活躍します。
調理器として使わない時は、【インテリア】に早変わり。ひとつあればいろいろな楽しみ方が。
一器多様な「ふっくらさん」でバラエティ豊かな食卓を。

とんがり帽子のふたが美味しさのヒミツ！
蒸したり・焼いたり・炒めたり、食材の旨みをギュッと閉じ込め、その名の通りふっくらと仕上がります。

【 遠赤外線効果でふっくら調理 】
遠赤外線効果で食材の芯までしっかりと熱が通り、簡単にふっくら美味しく仕上がります。

陶板料理（空焚き可能）
焼いたり、炒めたり、煮たりと幅広いお料理に

蒸し焼き料理
ふたに水を含ませて蒸し焼き料理・タジン料理に

電子レンジで蒸し料理
ふたに水を含ませて、電子レンジで蒸し料理
※中サイズ・小サイズに限ります。金網は使用不可。

オーブン料理
さまざまなオーブン料理に
※陶板で下ごしらえ → そのままオーブン調理も可能。

焙り焼き
付属の網を使って、焙り料理もお楽しみいただけます。

【 気化熱効果で保存・保冷の器 】
呼吸する素地の特徴を活かせば、ふたに含ませた水分が外側から蒸発する時の気化熱で鍋内部を冷たく保ちます。冷たい料理を冷たいまま保つ保冷器・盛りつけた食材の鮮度を保つ保存器としても役立ちます。 ※ふたに十分水を含ませてお使いください。

【 「ふっくらさん」はこうして生まれた 】
「いかに飯をうまく食い、いかに酒をうまく飲むか」
長谷園のものづくりの発想はここから始まります。
伊賀粘土の特性を活かしながら、今の生活に「こんなものがあったらなぁ……」と、自分たちが使い手になりきることからそれは広がっていきます。

伊賀では昔から焙烙（ほうろく）という道具を作っていました。番茶を焙じたりする際に使うその道具は、直火にかかる耐火度の高さと、炎を受け止め輻射熱で穏やかに熱を伝える伊賀の粗土だからこそできた民具です。「ふっくらさん」は現代のライフスタイルの中でより使いやすく・美味しく・本格調理ができるように仕上げた現代版の焙烙です。機能や意匠を追求したその形状にはたくさんのこだわりがつまっています。空焚きが可能な本体の陶板は、遠赤外線効果で食材の芯までしっかり熱を伝え、とんがり帽子のふたは、内部を蒸し焼きに最適な状態にしてくれます（これは水の貴重な砂漠地方で生まれた、食材から出る水分を水に戻して調理する「タジン鍋」と同じ原理）。ふたには表に表面積を増やすためのとびかんなを、そして全体には土肌を出すためのうずまき模様を施しています。このことが伊賀の呼吸する粗土の特性を促し、吸水を早め、含んだ水分が気化する効果を高めます。蒸し焼き料理での蒸気の対流促進はもちろんのこと、盛付けた食材の鮮度を保つことや、冷たい器として使うときの気化熱効果に大きく影響しています。 焙烙から始まり、ライフスタイルが変化する中で、耐火性・蓄熱性・吸水性・遠赤外線効果の高い伊賀の粗土の可能性と向き合い、そこに長谷園が目指す「食卓は遊びの広場だ」のエッセンスが加わり、試行錯誤を繰り返し、「ふっくらさん」は生まれました。

大切な家族や親しい仲間たちと囲む食卓は、心はずむ楽しい絆づくりの広場です。食いしん坊が集まって作り上げた長谷園の「ふっくらさん」がみなさまの食卓で活躍し、それぞれの遊びの食卓を創造されることを願っております。