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大注目の中国ワイン！当店イチオシのワイナリー、シルバーハイツの隠れ人気ワイン！

[シルバーハイツ　ジアユアン家園 　マルスラン 2019]

シルバー・ハイツは中国では珍しい家族経営のワイナリーで、2007年に開業し、 その品質の高さから、初リリース後、数々の素晴らしい賞を受賞し、瞬く間に世界中で注目されるようになりました。 ワイナリーは、中国内陸部の寧夏回教自治区、銀色高原、標高1200メートルのヘレン山地にあります。 中国のワインベルトと呼ばれ、将来期待されている地域。 シルバーハイツは現在70ヘクタールの畑を所有、品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、 メルロ、シャルドネ等を中心にフランスから苗を購入して栽培しています。 畑の土壌は主に赤粘土石灰質。標高が高いため、昼夜の温暖差があり、年間降水量も300ml程度と少なく、 ワイン用のブドウ栽培に適した土地と言われています。

シルバーハイツの高品質なワインを支える中心となっているのが、ワイナリーの家長の娘でもあり、 醸造家でもあるエマ（通称）。エマはワインの本場・フランスのボルドーに留学し、ワイン造りを学び、 そのままボルドーの有名な一流シャトーで研修する機会を得ていきます。 エマは、かのCh.カロン・セギュールで醸造責任者を務めていたティエリー・カンタードと2003年に結婚。 2005年には学びや研修の末、ディプロマを取得して帰国。中国のワイン商社で勤務の後、 夫ティエリーと共にシルバー・ハイツを本格的なレベルに育て上げてきました。

フランスのボルドーで培われた経験と確かな技術を元に2007年の自身が手掛けるワインの初リリース以来、 たくさんの素晴らしい賞の受賞によって、名声を得て現在に至っています。

こちらのワインはとっても珍しい、マルスラン種100％。 フランス国立農学研究所で、カベルネ・ソーヴィニヨンとグルナッシュを交配させた品種です。 両品種のいいところを特徴とした品種で、フランスでは主に南仏を中心に栽培されています。 日中の十分な日照量と山地ならではの、夜間に山の方から吹いてくる涼しい風のおかげで、 果実味もしっかりしていながら、豊かな酸味もバランスよく感じられる味わいとなっています。 丁寧に選果されたブドウを天然酵母を用いて低温で発酵。 発酵の後、1年使用したフレンチオークで12か月間熟成させます。ノンフィルター。 しっかりとした濃い色彩ながら、味わいは非常になめらか。適度なストラクチャーもありながら、豊かな果実味、きめ細かいテクスチャー、この品種のワインとしては非常に完成度が高いワインだと感じました。 少し冷しめの温度からスタートしていただいても美味しいかと思います。

ワイン通の間でも、定着してきた中国ワインのポテンシャルの高さ。 しかも、ボルドー品種のイメージが強い中国ワインの中で、この個性的なマルスラン種のワインはなかなか他にはありません。 是非、お試しくださいませ。