薄いのに暖かい理由は、複雑に入り組んだ
マイクロファイバー構造にあります。
理想的な断熱媒体は空気。そのため素材の暖かさを高めるには、細かい繊維の間に、できるだけ多量の空気(デッドエア)を封じ込めるのがもっとも効果的です。デッドエアの量は、素材は、素材の単位容積あたりの表面積に比例し、細かい繊維が複雑に入り組んでいるほど多くなります。
<シンサレート>高機能中綿素材は、直径2マイクロメーターのマイクロファイバーと、強度を保つためのポリエステルで構成された不織布です。ダウンのもっとも細かい毛羽先とほとんど同じ極細の繊維が、複雑に入り組んだ構造で、表面積は従来のポリエステル綿の約20倍もあります。そこに多量のデッドエアを含むことで、優れた断熱性を実現しています。 |
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目で見える<シンサレート>高機能中綿素材
の実力。
右のサーモグラフィーは、あらかじめ
温められたサーマルマネキンの、向かって
左側に<シンサレート>高機能中綿素材、
右半分にポリエステル綿を入れた
スキージャケットを着せて衣服の表面温度を
測定したものです。表面温度は赤いほど高く、
色調パターンの違いから熱損失量の大小が
はっきり分かります。
<シンサレート>高機能中綿素材の
スキーウエアは、衣服の表面からの
熱損失が少なく、衣服の中に暖かさが
封じ込められています。 |
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●同じ厚みの一般的なポリエステル綿や
ダウンと 比較すると、約2倍の保温機能
があり、半分の厚さで同じ暖かさを実現
できます。
●同じ暖かさをつくり出すポリエステル綿
と比較すると、25%も軽量です。
●人体にやさしく、無臭、非アレルギー性
です。
●湿気が多い場所でも保温性が損なわれず、
濡れてもすぐ乾きます。 |
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