高品質な[おぼろ]に加工するためには ・昆布の選別 ・酢に浸す時間 ・包丁での削り方 など 昆布職人の長年の経験が必要とされます。 削るおぼろ昆布の薄さはなんと0.1mm。1時間の作業でたったの500gしか生産することができません。 職人の長年の経験や技術から、手で削ることにこだわり続け、機械では作りえない極上のおぼろ昆布が仕上がるのです。 |
[おぼろ昆布] 酢などで柔らかくした昆布を、職人が包丁を使い表面に沿って帯状にそぐように削ったもの。 できあがった昆布が濃淡の黒色でちょうど「おぼろ雲」によく似た格好だったことから、「おぼろ昆布」の名前が付いたと言われています。 |
[とろろ昆布] 昆布を平らに積み重ね圧縮し、機械を使い断面に沿って糸状に細く削ったもの。 碗に浮かべると「とろり」と溶けていくことから「とろろ昆布」の名前が付いたと言われています。 |
おぼろ昆布で簡単料理 おぼろ昆布の特徴は帯状であること。汁物に入れてもすぐには溶けきりません。 そんなおぼろ昆布の特徴を生かした簡単料理が [おぼろ昆布汁] おぼろ昆布にお湯を注ぎ醤油を少々垂らすだけ。 とろーっとした食感とともに、熟成された昆布の風味が存分に味わえます。 |
真昆布の産地として知られている道南地方。早いところで5月から始まり、9月の中頃まで行われる昆布漁は日の出とともに1人または2人乗りの小さな船で出漁し、長柄の付いたサオを使って漁を行います。 真昆布の産地として知られている道南地方。早いところで5月から始まり、9月の中頃まで行われる昆布漁は日の出とともに1人または2人乗りの小さな船で出漁し、長柄の付いたサオを使って漁を行います。 干しあがった昆布は倉庫に1本ずつに整形して、色つや、重量、幅などの基準に従って選別され出荷されます。 当店のおぼろ昆布は、手間暇をかけて作られる上質な昆布を使用して生産されています。 |