全国的にも有名な寒天の名産地、岐阜県山岡町の糸寒天を前夜から水に浸し浸透させやわらかく戻します。
寒天を煮溶かし、寒天のアクを丁寧に取り去り、砂糖を加え、再度砂糖のアクを取り除きます。
完全にアクを取り除いたら、当店自慢のこしあんを加えて再度全体のアクをきれいに取り除くという長時間の手間のかかる
作業が必要となります。
アクを丁寧に取り除くことにより極めてまろやかな味のようかんに仕上がるのです。

この栗ようかんに入る栗の甘露煮は、時間をかけて、最初に水だけで煮ることにより、栗のアクを取り除きその後、
砂糖蜜で煮て砂糖のアクを長時間かけて取り除きまろやかな甘味の栗に仕上げた、やわらかい栗の甘露煮を入れております。

こしあんには北海道産小豆を使用し、岐阜の名水五十選にも選ばれた付知町(つけちちょう)のきれいな水を大量に使い、
１日中かけて精製、製餡(あん)いたします。
炊き上げるときの餡(あん)の煮詰め具合は非常に難しく職人のカンが必要となります。
本当にコクのある、まろやかな甘味のあるこしあんなのです。
当店の自慢の小豆のこしあんは、北海道産小豆を使用しております。
小豆の皮を完全にむいて、おいしいところだけを使用しているのでサラッとした後味の良いこしあんです。