ごはんソムリエ徳永店長監修の「極しゃもじ」製作秘話！
株式会社マーナさんは創業1872年（明治5年）のキッチン、バス、お掃除グッズなどの家庭用品を
開発、製造されています。
特にごはん粒が付きにくい「立つしゃもじ」では、その機能性とデザインの良さでグッドデザイン賞や世界三大デザイン賞と呼ばれるドイツ iFデザイン賞を受賞されているトップメーカーです。
約1年前のある日そのマーナさんより、くりやの「オコメール」を自社の商品と一緒に販促品として利用したいというお問合せがありました。
その打合せの席で、マーナさんのしゃもじは米粒が付きにくく厚みが薄く、炊きあがりのご飯のしゃり切りに非常に適していると言うことで、偶然徳永店長も利用しています。としゃもじが話題にのぼりました。
※しゃもじが分厚いと、しゃり切りの時に米粒が潰れやすくなります。
そこで、ご飯の専門化である「ごはんソムリエの徳永店長」の監修で理想のしゃもじを作ってみませんか？とマーナさんより提案がありました。
ごはんソムリエ徳永店長が普段の使用で感じている点について意見を述べたのは、
1．しゃもじの面がもう少しゆるやかな真っ直ぐに近い形が良い
2．現在の主流の細長い弁当箱にご飯を注ぎやすいように幅広い面では無く、細長い形状にしたい。
（1と2の実現で、釜の底までしゃもじが入りやすく、しゃり切りがしやすくなる）
3．しゃもじを立てる「自立型のしゃもじ」は倒れにくくするために、柄の底が厚くなり持ちにくくなりますが、平置きに適した形状にすることにより握りやすい理想の持ち手とする事が出来ました。
最近では３Ｄプリンターの技術が発達していますので、速やかに数種類のしゃもじの試作品が届きました。
実際にしゃり切りはしやすいのか？
ご飯は盛りやすいのか？
しゃもじを使う手に馴染みやすいか？
男性の手にもマッチするか？
女性の手にも使いやすいか？
何度もテストを重ね1年の期間をかけて、ついに理想のしゃもじが完成しました。
