会社概要

無添加造りで素材の持ち味を追求

有機無農薬証明書

当蔵では、「有機無農薬麦芽」と「有機ホップ」を100%使用し、養老名水で仕込んだオーガニックビールを醸造しています。
オーガニックビールを製造している醸造所自体、日本国内はもちろん世界的にみても数少ないですが、オーガニックビールだけを醸造している醸造所は、日本国内で唯一弊社だけです。

地酒 上げ馬」は、地元三重県産の山田錦・神の穂・三重県産酒米などの酒米と養老山系の自家井戸水だけを使用した無添加の純米酒のみを醸造しています。

「上げ馬」の由来~多度大社

上げ馬神事を行う「多度大社」

その始まりは、南北朝時代の暦応年間(1338~1342年)にまで遡ることができる長い歴史のある神事。
山深い多度大社の参道横の急な坂路を人馬一体で駆け上がり、 3mあまりの断崖を一気によじ登る勇壮な祭りです。崖を越えた馬の数でその年の豊凶を占います。
ゴールデンウィーク中の宵祭り(5/4)は13:00から12回、本祭り(5/5)は14:00から6回、上げ馬が駆け上がります。
弊社の代表銘柄である「上げ馬」は、この祭りに由来しています。

本物のラガービールを造りたい

ビールの仕込釜(ドイツ製)

上馬ビールは、本場ドイツの原材料にこだわり、オーガニック麦芽・有機ホップ、さらには発酵する酵母にいたるまで全てドイツから直輸入します。
ベルリン工科大学中央研究所出身ブラウマイスターのクリスチャン・シャル氏直伝の製法で、日本の酒造りのプロである能登杜氏が手間と時間をかけた小仕込みによるビール造りを行っています。
原材料はもちろんですが、仕込釜・濾過槽・ワールプール・ケグ詰機にいたるまで全てドイツ製の醸造設備で統一し、ドイツの伝統的ビール製法に日本人らしい細やかな物作りの感性を加えつつ、本場ドイツを越えるビールを目指し、日々、ビール造りに取り組んでいます。

味を決めるのは自然な熟成

ビールの貯酒タンク

材料や作り方にこだわっても、最後に味を決めるのは自然な熟成です。
伝統的なラガービールのスタイルに忠実に、室温0℃の冷蔵庫で60日間かけて熟成させて造る「上馬ビール」。(写真はビール樽と貯酒タンク)
日本酒本来の「寒作り」を忠実に守り、冬季に醸した原酒を半年以上じっくり秋まで熟成させて、ようやく蔵出しする「地酒 上げ馬」。
ただ待つだけですが・・・、時間をかけないと本当に良い物は出来ません。

手造りだから出せる味

昔ながらの仕込道具

当蔵は江戸後期(嘉永参年)から現在に至るまで、コツコツと地酒を醸し続けてまいりました。

伝統製法をあくまで基本とし、昔からある酒造りの道具も大切に使い、より良質な原材料を確保することに努め、余分な混ぜ物は一切使用せず、無添加・手造りでの酒造りに専念しています。

会社概要

会社名 細川酒造株式会社
業務内容 酒類製造・販売
所在地 三重県桑名市多度町古野1474
創 業 江戸後期(1850年/嘉永3年)
代表取締役社長 細川 富生
酒類販売管理者 細川 富生
資本金 1,000万円
電話番号 0594-48-4390
FAX番号 0594-48-5948