鋳造仏像において国内随一の産地を誇る銅器の町「高岡」。
仏教に深い関わりを持つ土地柄で、仏像や仏壇・仏具の製造も盛んで、
鋳造、仕上げ、色付けなど、伝統工芸を受け継ぐ職人たちの技と豊かな感性により、
ひとつひとつ丹精を込めて作られています。
そんな高岡の町で作られているこの鋳造仏は
「仏師」と呼ばれる「仏像の匠」牧田秀雲氏によって原型が作られています。
そして、心を込めて作られた原型から精度の高い型を作りあげられます。
型に金属を高圧で流し込み凝固させるダイカスト製法は、
他の鋳物に比べて精度が高く、鋳肌が滑らかで美しく仕上がります。
その後、熟練の職人によって1品1品着色され、完成していく鋳造仏像。
「仏師」の繊細な技術と現代の鋳造法が融合して出来上がった仏様のお顔は、
とても繊細で美しく存在感があります。
日々の暮らしの中で仏様の存在を身近に感じることができる最高の「鋳造仏」です。
この世の汚れを炎で焼き尽くし、
浄化する力を持つと信じられてきた烏枢沙摩明王。
「トイレの守護尊」として、人々の暮らしを守ってきました。
昔から「怨霊や悪魔の出入口」と考えられていた「トイレ」に、
烏枢沙摩明王をお祀りして、炎の力で清浄な場所に変えてもらうのです。
烏枢沙摩明王に感謝しながら、トイレ掃除に励むだけで、
ストレスやマイナスの感情など、心の中にあるゴミがきれいになり、
運気がアップします。
他にも烏枢沙摩明王は「金運の神」「出産の神」「安産の神」「財運の神」といわれており、下の病気や婦人科の病気からも守ってくれます。
家全体の邪気を浄化し、守り神となってくれます。
額にしわを寄せる、「憤怒相(ふんぬそう)」。
髪は火炎の勢いによって大きく逆立ち、
憤怒相で全ての不浄を焼き尽くす功徳を表しています。
金剛杵(こんごうしょ)、宝棒などの武器で悪者を退散させ、
羂索(けんさく)といわれる投げ縄で民衆を苦しみから救い上げ、
如意輪(にょいりん)で私たちの願いを何でも叶えてくれます。
右足を大きく上げ、
左足で磐石といわれるごつごつとした粗岩の上に立っています。
明王の「すべての人々を救うまでここを動かないぞ!」という
その強い意志が伝わってきます。
烏枢沙摩明王のご真言「オン クロダノウ オンジャク ソワカ」を
唱えながらトイレ掃除をすると、気の流れが変わり、
運気が上がると言われています。
落ち着いた漆黒の厨子の扉を開けると、繊細な造りの仏像が現れます。
お仏壇をおく場所がない場合も、この小さい厨子であれば、
書斎やリビングなど、好きなところにお祀りすることができます。
寸 法:高さ10.3cm×幅7.5cm×奥行5.5cm(厨子)
重 さ:188g
材 質:合金製
仏 師:牧田秀雲
純金メッキ仕上げ・化粧箱入
頭をからっぽにして、何も考えずに感じる。
仏像は難しいものではなく感じるもの。何も考えずに仏像の前に立つ。写真を眺める。
そのうちに自分にとって特別な仏像に必ず出会えるはず。
気に入った仏像が見つかったら、手元に置いたり、会いに行ったり。
私の好きな仏像は不動明王様。元気がない時や力が湧かない時、会いに行きます。
見た目はとても怖い顔で怒られているような気もしますが、いつもパワーをもらって帰ってきます。無条件に感動したり、美しくただありがたい、そういう不思議な力が仏像の魅力なのかもしれません。