エアコンのサイズは、冷房・暖房ともそれぞれカタログに「畳数の目安」として表記されます。カタログの「6~9畳」の表示の読み間違いです。このようにかかれていると「6~9畳の部屋で使用できる」と勘違いをしてしまいますが、これは「木造住宅の場合は目安が6畳」、「鉄筋住宅の場合は目安が9畳」という意味です。木造住宅よりも鉄筋住宅のほうが密閉率が良いために、このような表記の差がでます。
エアコンのサイズ選びでは部屋の広さだけでなく、建物の構造や部屋の条件も重要なポイントです。
同じ広さの部屋でも建物の構造で風通しの良さが違いますし、部屋の向きや窓の数によっては日差しが入り込みますので、室温がずいぶん違います。室温が違えばエアコンの負担も変わるので、次の部屋の条件をエアコンのサイズ選びの参考にしましょう。
近年リビングとキッチンが一体化したリビングキッチンが主流。台所は調理のために火を使うことで室温が変化しやすく、換気扇を回すことで冷房・暖房した空気が逃げてしまうので、エアコンに過剰の負担がかかりがちで、小さいサイズではエアコンに負担がかかって電気代が増える傾向にあります。リビングキッチンは大き目のサイズを選ぶことをオススメします。
エアコンを選ぶときは、暖房の畳数目安を参考にサイズ選びをしましょう。南向きの部屋の場合には冷房であってもエアコンに過負荷がかるので、余裕を持たせた方がお得です。