宝石は、比較的価値の高い「貴石」とそうでない「半貴石」という分類があります。
厳密な定義があるわけではありませんが、大まかに要件を満たしたものを貴石と呼んでいます。
ここでは一般的な貴石・半貴石をご紹介します。
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モース硬度
貴石・半貴石を分類する要素となるのがモース硬度です。
モース硬度とは鉱物の硬さを表す尺度の一つで、あらかじめ設定した基準に対して1から10まででランク付けしたものです。
勘違いされやすいのが、モース硬度は”割れにくさ”ではなく”傷のつきにくさ”であるため、高度10のダイヤモンドでも強く叩くと割れます。
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貴石
希少価値があり、モース硬度が7以上で、比較的に価値も高く、品質の良いものが分類されます。
しかし、硬度7以下でもヒスイやオパールなど、貴石として扱われる例外も存在します。
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半貴石
上記の貴石 以外の石が半貴石として分類されます。
ここでは主な誕生石をご紹介します。
誕生石は“月ごとに生まれた人を守る石”として昔から用いられ、身に着けていると幸せが舞い込むと言われています。
そんな誕生石ですが2通りの楽しみ方があるんです。ひとつは自分の生まれ月の誕生石をずっと身に着ける「固定式利用法」。
そしてもうひとつが、月替りでその月の誕生石を身に着ける「月替わり利用法」です。前者は“自分の誕生月の石”という愛着感が、後者には“毎月衣替えする楽しさ”があります。
また誕生石には指輪やペンダント、ブレスレットといった“身に着ける”アクセサリー以外に、クラスターなどの“部屋に置く”インテリアになるほか、ストラップやチャームなど“持ち運ぶ”アイテムになるなど、自由に楽しめるのが特徴です。
そしてギフトとして贈るときにも人気の高いジュエリー、それが誕生石です。プレゼントされたほうとしては「誕生石を知っていてくれた」と思うとそれだけでもうれしさが倍増するので、プレゼントに最適です。
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パール
パールは日本を代表する宝石で、天然では産出が稀であり加工が容易で「月のしずく「人魚の涙」とも呼ばれているほど美しい光沢に富むため、世界各地で古くから宝石として珍重されてきました。
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キュービックジルコニア
キュービックジルコニア(CZ)とは、屈折率がダイヤモンドに近く、硬度も8ほどあるいわゆる人工石です。
ファイア(透明石の虹色に見える光)がダイヤモンドより強く安価です。
スワロフスキーなどで知られるクリスタルガラス製品よりも輝きが良い上、硬度も高く傷に強いため、ダイヤモンドの代用品として一般的に使用されるようになりました。
カラーバリエーションが豊富で、ブルー、オレンジ、グリーン、ピンク、ブラウンなど様々な色があり、どんな服装とも合わせやすいため、幅広い世代から人気があります。
特に、華やかなブライダルやパーティーシーンとの相性が良く、ワンランク上の大人の装いを演出してくれます。
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