よくある質問

Q:製品の素材は何ですか?
素材は、銅、アルミ、マンガンの合金で、その上から塗装を施しています。通常、形状記憶合金はチタン、ニッケルの合金が有名ですがその金属の性質上ワイヤー状にしか成型できません。巻き爪用クリップは、世界で初めて銅ベースの形状記憶合金※として誕生。銅がベースですので一体成型でプレート状にすることができました。※登録番号:特許4415992号

Q:どこで生産されたものですか?
金属研究で有名な東北大学工学部金属研究所で開発、形状記憶合金で高い評価をもつ古河テクノマテリアルで製品化されました。

Q:サイズは何種類ですか?
爪の横幅に合わせて3サイズをご用意しています。


Q:製品が小さいのに、ケースが大きいのはなぜですか?
温泉やサウナに入ったり、激しい運動をする場合は安全の観点からクリップをはずすことをお願いしています。
その際、紛失防止とクリップの反発力保持のために備え付けのプレートにはめて収納することをおすすめしています。また、クリップを再装着する際には脱落防止のためにテープで固定する必要がありますので、プレートと市販のテープ(巾8mmから12mm)を入れて持ち運びできるように大きめのケースをご用意しています。

Q:製品は医療機器ですか?
医療機器ではありません。雑品の扱いになります。

Q:製品サンプルはありますか?
無償サンプルのご用意はありません。製品のご購入をお願いいたします。

Q:問合せ窓口はどこですか?
製品情報についてはドクター・ショールフットケア相談室(03-5718-3215 9:00?17:00 ※土日祝祭日、年末年始・夏期休暇を除く)でも承ります。

Q:手の爪にも使えますか?
製品は足用になっています。

Q:小児の爪、弱い(薄い)爪にも使えますか?
小児でもサイズが合えば使用可能ですが、大人・小児共に、薄くてかけてしまいそうな爪には使用しないでください。

Q:サイズはどのように選べばいいですか?
爪にはめることのできるサイズで、爪(もしくは指)の幅を超えない範囲で選択してください。2サイズで迷った場合には、小さいほうのサイズをお選びください。

ドクター・ショールでは、下記のような選択の基準を設けています。

1. クリップの幅と、爪甲を上から目視した幅を比べ、ほぼ等しいものを標準とする。
2. クリップを爪甲に取り付けた時、フックが爪甲の両端に近い位置にくる。
3. 爪の端の巻きが強く装着できない場合は、必ずしも端からでなく、装着できる範囲に装着するとよいでしょう。


Q:Sサイズ(15mm)より狭い爪にも使えますか?
クリップをはめることができ、指の幅を大きくはみ出すことなく歩行に支障が無いようでしたら、ご使用いただけます。

Q:Lサイズ(19mm)より幅の広い爪にも使えますか?
広い爪の場合には、爪の片側ずつご使用いただくことができます。


Q:厚い爪にも使えますか?
フック部分の厚さは3サイズとも0.7mm程度で、1mmくらいまでの厚さの爪に装着することを想定しています。フック部分を少し広げてお使いいただくことは可能ですが、無理に広げたり、引っ張ったりすると破損の原因になります。厚くてはめられない爪は、グラインダー等で薄く(1mm位まで)削っていただき、はめてもらうことをおすすめしています。

Q:極度に湾曲した爪にも使えますか?
クリップは必ずしも爪の端から端までつける必要はありません。端部分が非常に強く巻いている爪の場合、クリップを端にかけることができないので、少し内側の巻きが緩やかになった部分にかけ、徐々に広がっていきます。そして、全体に巻きがゆるくなった段階で、端の部分にずらしてはめていただくことをおすすめしています。

Q:使い方の間隔はありますか?
連日ご使用いただけます。
Q:一日中着けていても大丈夫ですか?
大丈夫です。ただし、長時間歩行したり激しい運動する場合は違和感を感じたり破損の原因になることがありますので、一時的に外すことをおすすめしています。また、日中の使用を避けたいなどという場合には、寝ている間だけのご使用も可能です。

Q:装着方法での注意事項はありますか。

ご自身で装着される場合、注意していただきたいこと

  1. 爪が弱い(薄い)場合には、爪が割れる可能性があるのでご注意ください。
  2. クリップの角で靴下やストッキングを破るおそれがあるのでご注意ください。
  3. クリップの角で指などを切らないように十分にご注意ください。また、クリップを装着したまま、細身のハイヒール等を履く事はお控えください。
  4. 爪が短くてフックがかけられない場合、爪が十分(2?3㎜程度に)伸びるまでご使用をお控えください。
  5. クリップに折れなどの破損が生じた場合は、危険ですので、直ちに取り外し、以後のご使用はお控えください。
  6. フックの部分は爪に引っ掛けることができるよう広げることはできますが、頻繁に 行いますと、フックが折れる恐れがあります。
  7. 激しい運動をする時、サウナに入る時、温泉(硫黄成分を含む)に入る時は、クリップ をはずしてください。
  8. クリップによって巻き爪を広げた後でも、装着を中止すると爪が元の形に戻る場合があります。
  9. クリップをテープで固定する際、指全体を覆うと湿気で爪、クリップに悪影響を及ぼすのでご注意ください。
  10. 糖尿病や血行障害がある、治療を受けている人はご使用前に必ずかかりつけの医師にご相談ください。
  11. 本製品の使用により、かぶれ・刺激等を感じた場合は使用を中止してください。
  12. 保管上および取り扱い上の注意
    • 小児の手の届かないところに保管してください。
    • 直射日光を避け、なるべく涼しいところに保管してください。

Q:爪が短くてフックがかからなくても使用できますか?
爪が十分(2?3mm程度)伸びてからご使用くださるようにしてください。


Q:装着するときにクリップのフックを広げても大丈夫ですか?
クリップは一体成形の形状記憶合金です。 フック部分も形状記憶合金ですので広げることは出来ますが、無理に広げますとフックが折れる恐れがあります。


Q:瞬間接着剤などで固定しても大丈夫ですか?
避けてください。着脱が簡便にできることが本製品の利点です。また、接着剤で固定してしまうと再使用ができなくなります。爪が伸びた際にも取り外し、爪を切って、再装着という使用法をおすすめしています。脱落防止にはテープで止めていただくだけで十分です。

Q:テーピングは必要ですか?
この製品をご使用の際は脱落防止のためにテーピングをおすすめしています。基本的に縦横にテープを装着します。ただし、巻きすぎると通気性が悪くなり真菌等が繁殖しやすい環境になるので、正しく装着してください。

Q:着けたままお風呂に入っても大丈夫ですか?
器具の劣化を起こすことがありますので、入浴時ははずしてください。特に温泉などは、成分によってはクリップを傷めるものがありますので、はずしていただくようご指導ください。また、再装着時には足をよく乾かし、その後に脱落防止のためのテープを装着してください。

Q:糖尿病や血行障害、金属アレルギーのある場合も使用できますか?
糖尿病・爪白癬・金属アレルギーは禁止事項としております。

Q:足、爪に感染症のある場合も使用できますか?
重度の感染症のある場合は使用を避けてください。

Q:炎症を起こしていても使えますか?
使用を控え、炎症の治療を優先してください。

Q:装着中に爪が割れることはありますか?
頻度は低いですが、若い女性で、特に薄い爪の方の場合には割れる恐れがあります。短めの装着時間から始めていただくようにしてください。

Q:装着中に製品が割れることはありますか?
よくしなる材質なので、通常生活で割れたりすることはほとんどありません。
ただし、汗をかくなどの湿度の高い環境で、負荷をかけて装着した場合には破損しやすくなります。テープをぐるぐる巻きするなど湿度がたまりやすくすることは避けていただき、激しい運動をする際ははずしてください。

Q:塗装のはがれた製品をそのまま使用できますか?
単に塗装がはがれているだけでしたら問題ございませんが、金属部まで傷などが入ってしまった場合、腐食などにつながり破損の原因となる可能性がありますので、ご注意ください。

Q:クリップが折れたまま使い続けても大丈夫ですか?
危険ですので、直ちに取り外し、以後のご使用はお控えください。

Q:製品は使い捨てですか?
本製品は使い捨てではありません。よほどひどい使い方をしない限りは、延べ2ヵ月分ほどは繰り返しご使用いただけます。

Q:製品はどれくらいもちますか?
付属のパッケージに保管いただければ、延べ2ヵ月を目安として再度ご使用いただけます。

Q:交換の目安はありますか?
2ヵ月をめどに交換してください。製品が完全に折り曲がって元に戻らなくなった場合、塗装がぼろぼろにはげてきた場合なども交換の目安です。曲がりが若干であれば、それ以上に曲がっている爪に対してはご使用いただけます。


Q:製品を衛生的に保つためのお手入れ方法は?
消毒用のエタノールで軽く拭いてください。エタノール液に長時間漬けておくことは避けてください。

Q:エタノールでの消毒について
エタノールを霧吹きする程度でしたら問題はありませんが、漬け置きは避けてください。

Q:煮沸消毒について
熱湯がかかる程度でしたら問題はありませんが、煮沸は避けてください。

Q:クリップの保管について
必ず付属のシート(水平に戻す効果があります)に付けてパッケージに収納し、直射日光を避け、なるべく涼しいところへ保管するようご指導ください。