レーザー彫刻を使用した名入れの例

名入れ例1:表面層を剥離する名入れ

表面層を剥離する名入れ

レーザー光でペンの塗装表面を剥がし、除去します。
そうすることで、下地が見える状態にし、文字が浮かび上がる状態です。写真は下地の真鍮(しんちゅう)が見えている状態です。

名入れ例2:表面を変色させる名入れ

表面層を剥離する名入れ

レーザー光を弱く、短く照射することによって材料の表面だけを溶かし、変色させて文字を刻印します。

名入れ例3:アルマイト塗装の名入れ

表面層を剥離する名入れ

アルマイトという特殊な塗装で染色された表面の塗装をレーザー光からのエネルギーによって染色を漂白し、明るい白色の文字が印字されます。
【アルマイト塗装とは】
陽極酸化処理(アルマイト塗装)は、アルミニウム表面に厚い酸化被膜を形成する電気化学加工です。陽極酸化層は、アルミニウム表面を擦り傷や腐食から保護します。陽極酸化層は白色ですが、さまざまな色に加工される物もあります。

名入れ例4:木製品の名入れ

表面層を剥離する名入れ

木製品はレーザー光を照射する事により木の表面を焦がし、文字や絵を彫刻します。
素材によって彫りの深さを調整しています。