グリムス社とは

グリムス社は2006年8月、前進のSpiel und Holz Design社(所在地:エンクスティンゲン)より現オーナーへの交代を経てスタートしました。
Spiel und Holz Design社の起源は1978年に遡ります。
グリムス社は木を原料とししたデザイン、製造し、世界各地に販売しています。
原料の木材を製品のかたちへと加工する作業は、社外の製作所に委ねています。
ホッホドルフにある社内は、製品開発、オイルを用いた表面仕上げ、塗装、品質チェック、梱包、出荷の作業を行っています。


グリムス社のこだわり

私たちがお届けしたいのは長く愛されるおもちゃ。
シンプルで無駄を一切省いたフォルムを彩る美しい色彩と、思わず手に取ってみたくなる心地よい感触を備え、年齢を問わずみんなに可愛がってもらえるおもちゃです。
私たちの手元を巣立った製品が、何度も繰り返し、使う人の手に触れられていくうちに、おもちゃに託した私たちの信念“色彩のもたらす喜び”をも伝えてくれることを願っています。


グリムス社がお届けするのは?

グリムスのおもちゃはシンプルで無駄を一切省いたフォルム。
子どもが自分のアイデアや、自分の手を加えて、自由に『何か』へと作り変えていくことのできる形です。
そんなおもちゃに触れて、子どもが自分自身の創造性に目覚めていく過程を応援します。

子どもたちへの教育的配慮に満ちたおもちゃをお届けします。
ここで基盤となっているのはヴァルドルフ学校で実施されているシュタイナー理念です。
グリムス社の開発と製造にはシュタイナーの人智学の観点をできるだけ取り入れるように工夫をしています。
地方、モンテッソーリの教育理念も今後の製品デザインの上でますます影響を濃くしていくことでしょう。

子どもが自分の感覚を頼りに身の回りのものを把握していく過程を、様々な側面からサポートし、豊かな五感の発達を促します。


素材

グリムス社製品の主原料は、ヨーロッパ産のハンノキ、西洋シナノキ、カエデ、そしてサクラ。
木は、人が育て増やしていくことのできる資源です。
そして木は、様々な感覚に語りかける素材です。
また一口に木と言っても、ひとつひとつの色合いが明るかったり、濃かったり、木目に個性があったり、硬度や重さにも違いがあります。
ゴツゴツ、ザラザラ、なめらか…と表面の手触りも様々。
そして手に取れば温かく、いい匂いもします。
たたいた時の音さえ、重く響いたり、軽やかに聞こえたりします。
そして、たとえどこか壊れても、接着剤で修理することができます。
プラスティックや金属との大きな違いは、『木はいずれ自然の循環に還っていくことができる』という点です。

塗装、オイル

グリムス社が使用する塗装もオイルも、全てヨーロッパの玩具安全基準 EN71 の認証を受けています。
つまり、人の健康に無害で、子どもの玩具にふさわしい原料です。
また、オイルは植物性です。

認証

グリムス社製品の多くが Spiel gut の認証を受けています。
また、グリムス社製品の全てが CE 欧州連合の法律に基いた 「製造物製造規準」に適応したもので、認証を受けています。


木製品のお取扱いについて

木製品は水や熱、直射日光に弱い性質をもっています。
野外に放置したり、洗剤や漂白剤で洗浄したり、煮沸消毒すると、ひび割れや塗装はげの原因になります。
やわらかい布でふくとおおよそその汚れは取れますが、さらに消毒が必要な場合は、逆性せっけんをご利用ください。
(逆性石鹸は薬局でお求めいただけます。使用方法については薬局でご相談ください。)