シャトー・トロット・ヴィエイユ訪問

ボルドー右岸サン・テミリオンのシャトー・トロット・ヴィエイユを訪問しました。
他にもシャトー・デュ・ドメーヌ・ド・レグリーズ、シャトー・ラ・クロワ・デュ・カスとともにボルドーのネゴシアン「カステジャ家」が所有するシャトーの一つで醸造責任者クリストフさんにシャトー内を案内していただきました。

プルミエ・グラン・クリュ・クラッセの格付けのこのシャトーは、上記シャトーのポムロールから近くにはなりますが、こちらは粘土質と石灰質の入り混じったサン・テミリオンの土壌で育てられるブドウで造られます。

メルロー55%、カベルネ・フラン40%、カベルネ・ソーヴィニョン5%の比率で栽培されるぶどう畑は、10haほどの面積。中にはフィロキセラの被害に合っていない樹齢140年のブドウ樹もあるそうです。
そのブドウは醸造するときも別のタンクで分けて醸造されます。

熟成は、18か月ほど行い贅沢な100%新樽ということでした。
庫内はきれいなフランス産オーク樽が整然と積まれていました。
1年ほど使用された後は、中古として他のシャトーに売りまた新しい樽を買って次のヴィンテージの熟成をするそうです。
さすがグランヴァンという印象のきれいなこじんまりとしたシャトーでした。

今回訪れた、「シャトー・トロット・ヴィエイユ」の熟成庫やシャトー内を動画にまとめましたのでご覧ください。一部聞き取りにくい個所がありますので、翻訳テキストをお読みいただければと思います。

シャトー・トロット・ヴィエイユの訪問記

●聞き手: ネットショップ店長田中、通訳・仕入れ担当セバスチャン