フランス、スペイン国境に立ちはだかるピレネー山脈の裾に位置する町ポー。
そのポーからピレネーに上り始めた山肌に“ジュランソン”というアペラシオンが広がります。


のアペラシオンですが、特に遅摘みぶどうから造った甘口ワインで有名です。

南の強い日照が良くぶどうを熟させ、山裾の冷涼な気候、山間を吹き抜ける風が、


からゆっくりと水分を除去してくれます。
辛口ワインは10月20日位に収穫しますが、遅摘みのぶどうは11月、12月、そして最も遅いものは翌年の1月にやっと摘み取りをするものもあります。

シャトー・ジョリー、シャトー・デュ・ジュルクはその様なジュランソンの中で、





このシャトー・ジョリーのラトリル・アンリ家は、1959年よりこのシャトーを管理し素晴らしいワインを造り続けています。


色調は、輝きのあるイエロー。インパクトのあるエレガントな香り。フローラルで、果実の香りも印象的な新鮮なフルーツのニュアンス。グレープフルーツ、柑橘系、ジャスミンなど。味わいは、新鮮さ、そしてフルーティーで、リッチさも感じられ飲みごたえのある白ワイン。余韻は長めで、爽やかさもあり、一本でとても楽しめるワインです。

艶のある黄金色。蜂蜜、もものコンポート、アプリコット、ドライフルーツ、かりんの香り。フレッシュで柔らかいアタック、とてもしなやかでありながら強さも感じる複雑な構造を持つ味わい。上品でエレガントな印象も。ちょっと贅沢に南西地方名物のフォアグラと合わせるとリッチな気分を楽しめそう。クリーム系の料理や、チーズ、デザートに最適。500mlの小振りなサイズも嬉しいですね。