創始者のポール・ダンジャンPaul Danginは14歳からブドウ栽培に 従事。その後、5人の息子と1人の娘の子宝に恵まれ、5人の息子たちとともに娘の夫Jean-Marie Faysがドメーヌに参画、その夫の名前からDangin-Faysを立ち上げました。

1947年、創始者のポールは、セル・シュール・ウース(Celles-Sur-Ource)村の仲間とともに、ブドウをメゾンへ販売することを止め、一部のブドウを自らのシャンパーニュを造り出すために残すことを決めました。

大手メゾンにブドウを卸しているうちに、
「自分たちは自慢のブドウがある。実際シャンパーニュを造ったらどうだろう?」
ふとそんなアイディアが浮かび、実際に造り始めたのが「ダンジャン・フェイ」です。

ブドウの販売量を減らすことで収入が減少し、その時は非常に厳しいチャレンジでしたがこの試みは成功を納めます。 もともとが大手生産者から請われる程の高い品質のブドウであったため、造られたシャンパーニュも評価が高く、次第に顧客が付いてきました。
以前は 大手メゾンへとブドウを供給していたことで、大手メゾンとも親交のあったこのメゾンが目指すのは、あくまで「本道のシャンパーニュ」。
クラシカルな方法にこだわり、長い瓶内熟成期間を守り、複数年のワインをアッサンブラージュし、重すぎないエレガントなスタイルを表現します。

ピノノワールはヴォリューム感や骨格を、シャルドネはシャープな味わいとエレガントさ、ピノムニエはフルーティな果実味をそれぞれ表現します。
現在14人がドメーヌに携わっており、Paul Danginから始まったドメーヌはシャンパーニュでも最大の家族経営ドメーヌの一つとなっています。(現在54haを所有)

クリアで輝きのあるライトゴールドの色調に、 細かい泡が切れ目なく立ち上る優雅な様子・・
これぞまさしくシャンパーニュ!と期待が膨らみます。
香りにはまずライム、ハーブや花束、リンゴ、蜜、マカロンのような甘い香りも感じます。
すっきりとした爽やかさがあってピュアな味わい。
フルーティさと適度なヴォリューム感があり、これ単体で飲むのはもちろん、「前菜からデザートまで通すことができる」バランス感で、どんな料理にも合わせられます。
まさにクラシックな魅力ある、均整のとれた1本。
食卓に「本物のシャンパン」があると雰囲気はぐっと華やぎますね。



たくさんのお客様から五ツ星の嬉しいお声をいただいています


ダンジャン氏がワインショップソムリエに来店!