シャトー・フルカ・オスタン訪問

ボルドーのリストラック村のシャトー・フルカ・オスタンを訪問。
今回は、現オーナーのモメジャさんと広報担当のソフィーさんなどシャトー内を案内していただきました。
現在かなりの設備投資を行いまだ途中の段階の施設もありますがとてもきれいな醸造所内や熟成庫内を見せていただきました。

現在シャトーでは47haほど所有しておりますが、一部の場所でブドウ樹の植え替えをしているので実際には36haほど生産しています。
タンクはコンクリートタンク、木製のタンク、ステンレスタンクと3種類のタンクを使用し、醸造の際は細分化が可能な小さなコンクリートタンクを使用します。
他のシャトーでもコンクリートタンクはたくさん見ましたが、どこも伝統的な昔から使用しているタンクばかりでしたがこちらのコンクリートタンクはとても新しく、ステンレスも木製も新品同様の新しさです。

また500樽ほどが熟成されているこちらもできたばかりのきれいな熟成庫。
温度管理もしっかりとできるきれいな熟成庫はいくつかの部屋に分かれており、赤イン、白ワインで温度管理を分けられるようにしているそうです。

さらに居住スペースもご案内していただきました。
18世紀に建てられたもので、たくさんの調度品などが飾られている素晴らしい室内です。
そして地下セラーというか地下シェルターのようなワインが保管された部屋少しのぞかせていただきました。
もちろんフルカ・オスタンがぎっしりと並んでいます。

2006年に現在のエルメスの一族であるモメジャさんがこのシャトーを所有し、様々なところに設備投資を行い、品質のさらなる向上が見込めるフルカ・オスタン。今後出てくるヴィンテージがとても楽しみです。

今回訪れた、ボルドーのシャトー・フルカ・オスタンのシャトー内を訪問した動画をまとめましたのでご覧ください。
一部聞き取りにくい個所がありますので、翻訳テキストをお読みいただければと思います。

シャトー・フルカ・オスタンの訪問記

●聞き手: ネットショップ店長田中、通訳・仕入れ担当セバスチャン、ボルドーネゴシアンデュボスさん