ボデガス・ヴァルサクロはスペインのリオハ地方で150年以上の
歴史を持つ、歴史的なボデガ(醸造所)です。

スペインで最も名高い赤ワイン産地リオハは、
スペインで最初に赤ワインの樽熟成を始めた場所。

それ以来、高貴ぶどう品種「テンプラニーリョ」を使い、
高品質な赤ワインを作り続けます。


現在は3つの醸造所で、国内外で評価の高いワインを作っています。
あのミシュランの三つ星付きとして有名、日本にも進出した「サンパウ」でもオンリスト! 

伝統的なリオハワインとロバート・パーカーの評価も高いモダンなワインを作る「ボデガス・ヴァルサクロ」、 標高の高いリオハの気候を活かし、高品質なカバを作る「ボデガス・エスクデロ」
そして曾祖父の代から伝わる樹齢80年を超える畑が自慢の「ボデガス・ロゴス」の3つが、
それぞれの特徴を際立たせながら、コストパフォーマンスの高いデイリーワイン、とっておきの日に楽しみたい高品質なワインまで幅広く手掛けます。

ボデガス・ヴァルサクロ と エスクデロ、そしてボデガス・ロゴスワイン醸造業4世代目にあたるエスクデロ・ファミリーは、スペイン屈指のワイン産地リオハとナバーラに3つのボデガを所有している。

1858年創設の最古参“ボデガ・エスクデロ”は伝統的な製法によるスパークリング・ワイン(カバ)をも生産する。
最新テクノロジーを駆使する革新ワイナリ−“ボデガ、バルサクロ”では、職人の英知とたっぷりと時間をかけて造るワインが、フレンチとアメリカンオーク2,500樽で育まれながら、ひっそりと眠る。そしてD.O.ナバーラにある新しい“ボデガス・ロゴス”は、祖父、曽祖父が植えた樹齢80年以上の古株を使用する。標高700mに位置する小山の頂上にまで広がる畑で、昼夜の気温差が大きい夏の微気候が深みのあるブドウを結実させている。

ハイクオリティーと限定生産を信条とするバルサクロ。
その舞台裏では、製造からワイン畑管理まで一貫して環境への配慮も怠らない。

化学肥料の使用を止めたのは10年前のことだ。たゆまぬブドウの木の病気予防対策。さらに、害虫駆除対策、雨水を溜池で浄化し再利用するなど、日夜、自然環境と共存する努力を行っている。

ぶどうの収穫から丹精を込めて、ゆっくりとワインを育てるのがエスクデロのポリシー。今年の収穫年も歴史にその名を刻むであろうことは間違いない。

アマドール・エスクデロとその兄弟達が先代から譲り受けたもの。それは単なる醸造業にとどまらず、ロマンと理性が交錯するワイン造りへの情熱だった。それらの遺産は、このボデガが造り出すビダウ、エル・バルサクロ、エル・バルサクロ・ディオロなどのワインが持つ、力強く、クリアで、奥行きと長い余韻に反映され、また、個性的なカバにも鮮明に反映されている。

スペインのワイン専門月刊誌「Mi Vino」第10号 (2007年2月)より抜粋