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江戸の伝統が息づく本物のきらめき。
東京都の伝統工芸品「江戸切子」は江戸時代の後期、今からおよそ180年ほど昔に開発されて今日まで伝えられてきました。日本ならではの美意識と融合し独自の開花を見たガラス製造は、カットグラスに使われるガラス素材の研究や、クリスタルガラスの研磨技法の開発による品質向上により大正時代から昭和初期にかけて高度な発展を遂げ、わが国における第一次の全盛時代を迎えました。そして江戸切子は昭和60年に東京都の伝統工芸品産業に指定、されに平成14年には国の伝統的工芸品にも指定されました。二色の硝子を重ね合わせて二層の硝子器を作るという色褪せ硝子の技法は、人間の手によってこそ作ることのできる精妙な製法です。この色被せ硝子に熟練の職人が手作業でカットを施し切子紋様を表現した後、磨きをかけて丁寧に仕上げていきます。伝統の技術を駆使し、色彩のコントラストが鮮やかに映えた硝子の魅力を創り出す江戸切子は、職人の技を持ってのみ完成する手工芸品です。江戸切子の代表的文様のひとつある六角籠目のオールドグラスは、大胆なカット柄がモダンな雰囲気を作り出し、切子の伝統的な表現をしっかりと引き立てた一品です。特に黒の被せ硝子は熟練の職人でも作業には高度な技術が必要となります。江戸の「粋」を残しながらも、秀逸な技法の「技」を活かした江戸切子グラスです。手に馴染む、紅、黒の各色と無色透明が織り成すコントラストを楽しみながらお使いください。
■商品名: | すみだ江戸切子館 ミニオールドグラス 六角篭目 紅 |
■商品: | 約口径6.8×高さ7.6cm・150mL、桐箱入・日本製・約0.3kg |
■材質: | ソーダガラス |
■箱: | 約8.7×8.7×9.8cm |
※色彩・柄・形状等が多少異なる場合がございます。 |
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