究極のシンプルとは何か？

その答えが見つかった。どこまでもポップでカラフル。
触り心地の良い布を被せたような、隠れ十字のフォルムが印象的だ。
傍にあると嬉しくなるスツールがあってもいいじゃないか。
人にフィットする抜群の安定感と座り心地を体感して欲しい。

建築家・工業デザイナー。1970年オーストラリア生まれ。
クイーンズランド工科大学で建築を学ぶ。さらにシカゴ大学修士課程卒。
著名な建築家マイロン・ゴールドスミス教授に師事し、Farnsworthプロジェクトに参加。アムステルダムとシカゴを基点に欧米で活躍し、2002年にオーストラリアへ戻り、自身のスタジオを開設。
オーストラリア・ベストデザイナー賞受賞。独自のデザインアプローチはエキセントリックにしてエレガント。ムダを徹底的にそぎ落とし、エッセンスのみを残し再構築する。
彼の活躍の場は、一般住宅、公共施設、ランドスケープ、工業デザイン、生活雑貨、家具、照明器具など多岐にわたる。彼の作品はシドニーのパワーハウス博物館に永久展示されている。

スティングダイク。オーストリアを代表する新時代のデザイナーである。
大型建造物から、個人住宅、家具や食器に至るまで、その活動範囲は実に幅広い。
変幻自在でありながら自然と人にやさしいデザインを共通コンセプトに、エレガンスな機能美を追求し続けている。