［素材について］
・西陣織シルクジャガード
和雑貨や和装に使われる生地には大きく分けると、素材として［正絹(シルク)］と［ポリエステル］、そして柄の出し方として［染め］と［織り］があります。 当商品で使用している正絹は、ポリエステルと比較して大変高価な天然素材で、手触りの良さや柄の出方、吸湿性や保温性と行った機能性に到るまで素晴らしい高級素材となります。
また、西陣織はその名のごとく［織り］によって柄を出す技法になります。プリントでは表現のできない織物ならでは繊細さ、光の当たり方によって絶妙な色の変化を楽しめるのも織りならでは楽しみ方です。
また、ギンガムチェックのような多色使いの繊細な柄を織る場合、一般的な織り方だとどうしても色が濁って見えてしまいますが、この商品ではヤスラ経(ヤスラタテ)と呼ばれる特殊な技法により、発色良く繊細に織り上げられております。
一般的な安価な和雑貨に多い［ポリエステル×プリント(染め)］の生地とは全く別物の美しさを持つ本格素材です。

・京組紐ストラップ
本体生地の色に合わせた京組紐ストラップが付いているので持ち易く、バッグの中に入れやすく取り出しやすいです。素材は正絹（シルク）で、何本もの細い糸を職人が手作業で編み上げているため、丈夫で厚みのある仕上がりになっています。シルクならではの美しい艶が堪能できます。
この組紐の編み方は”江戸打”と呼ばれているものです。糸を結ぶ玉（重り）が八つで組まれた為、別名「八つ組」とも呼ばれています。全体に散りばめられた複数の色が、一本の美しい紐として成り立つ配色の妙をお楽しみください。
ストラップの丸い部分は 小田巻(おだまき、苧環とも)と呼ばれています。
つむいだ糸で中を空洞にして丸く巻き付けたもので、くるくると廻るので｢繰り返す｣という枕詞にもなっています。この苧環が元で名付けられた｢オダマキ｣という花の花言葉は、｢必ず手に入れる」「断固として勝つ」などです。この商品の組紐ストラップは京都、宇治の老舗「昇苑くみひも」にて、財布本体に負けずと劣らずのクオリティで作っていただきました。

・がまぐちウッドボール
がま口の開閉部分にあるウッドボールには天然のゴムの木を使いました。強い陽射しの照りつける南国が原産地のゴムの木は、風水上「陽の気」を持つものとされているそうで、開け閉めするたびに運気もアップするかもしれません。

［Atelier Kyoto Nishijinについて］
Atelier Kyoto Nishijin（アトリエキョウトニシジン）は、日本の伝統工芸品に指定されている京都の西陣織を使った和雑貨ブランドです。和服だけでは無く洋服にも合うように「毎日使える伝統工芸」をコンセプトに掲げ、伝統的な職人技でモダンに生まれ変わった和小物達は、大人のお洒落を楽しみたい方に特におすすめです。

［アイテムについて］
スマートフォンの入るサイズを想定して作られたがま口長財布です。クラッチバッグをしてもお使いいただけます。がま口の中にがま口の入った親子がま口財布はモダンでレトロな雰囲気が漂います。メインの素材であるシルクはもちろん、全素材を国産のもので用意し、日本の財布の専門の工場で熟練職人の手によって丁寧に作られた、オールメイドインジャパンの長財布になります。
メインポケットを開けると中央に小銭入れとして使えるがま口があり、その両サイドに札入れやスマートフォンを入れられるマチありポケットが２つ、さらに両サイドにはマチなしのフリーポケットが２つあります。カードポケットはフリーポケットの内側面に各６枚ずつ、計12枚分を収納できます。組紐ストラップは取り外しが可能ですので取り外して別のものにつけたり、お手持ちのストラップを財布に付けたりと、それぞれお好きなデコレーションをお楽しみいただけます。