［素材について］
・姫路オイルヌメレザー
兵庫県播州地方にあるヌメ革を得意とするタンナーで作られた、altoオリジナルのレザーを使用しております。
しっかりとした厚みで使えるステア（生後２年以上の成牛）の牛革を、丁寧にフルベジタブルタンニンで鞣し、質感を損なわないよう染料で染色しました。
表面にはごくわずかなトップコートと呼ばれる塗料を吹き付けることにより、革の保護や色落ちを抑える加工を施しております。素材感を最大限に活かしつつも、実用性に耐え、さらにシックで落ち着いた表情に仕上げました。
「素材そのものがデザイン」という１つのブランドコンセプトを持つaltoらしい上質なレザーを、贅沢に割り（必要以上の裁断）を入れることなく使用しております。

［altoについて］
2011年にスタートした「LESS DESIGN（レスデザイン）」によるオリジナルブランドである『alto（アルト）』。”毎日の暮らしに上質なものを”、”革という素材を身近に感じて欲しい”という思いをブランドコンセプトに置いています。
兵庫県播州地方でオリジナルレザーを開発し、製造は全て日本国内で行なっています。素材の魅力を最大限に活かすことを考え、シンプルではありながらも新しい視点から生まれる機能美、そして既存の発想に囚われない独自の発想のニューベーシックなものづくりを目指しています。

［アイテムについて］
一見するとシンプルなデザインの縦型ボディバッグに見えますが、横型使いを想定したaltoらしい小技の詰まったアイテムになります。
一般的にボディバッグの最大の魅力の１つには、背中側で背負っている状態から、使いたい時にくるりと体の前に回してきて使用できる点があります。ただ従来の縦型ボディバッグの場合、くるりと体の前に回してきた時に、バッグの上側が下がってしまって中身がこぼれそうになる場合があります。こちらでは体の前方に回してきても、横型ボディバッグと同じ使い方ができるように工夫しました。
また、従来の縦型ボディバッグのデメリットとして、どうしてもバッグ上側のスペースが使いにくいという点がありました。それに関しては、内側に上部にまでフリーポケットを付けることにより、収納スペースとして有効に活用できるようにしました。
ショルダーベルトは無段階で長さ調節ができるため、お好きな高さでお持ちいただけますし、ショルダーベルトと本体の接続部分にあるギボシを外して、ベルトを反転させることにより、左右どちらの肩に掛けても同じような使い方ができるように設計しました。
薄マチですが、しっかり仕分けもできるスッキリとしたボディバッグです。