素材感を活かした透明感のあるアニリン染めレザー。

日本の革鞣しの一大産地である兵庫県姫路のタンナーで丁寧になめされたナチュラルレザーにアニリン染色を施した、一目で高級感を感じていただけるレザーを使用しております。アニリンレザーとは、アニリンという化合物使用した染料で染色したレザーで、素材感をそのまま活かしながら、透明感のある仕上がりになるのが特徴です。傷や血筋といった革本来の特性も隠しきれませんが、良質なレザーそのものの風合いを最大限に感じていただけるだけでなく、使い続けることによる経年変化もしっかり感じていただけます。レザー自体はクロムとタンニンによる混合鞣しを行なっておりますので、柔らかく、丈夫に仕上がっておりますので、永くお使いいただけます。

極厚4mmヌメ。存在感も強度も抜群の本格レザー。

上品な仕上がりのアニリンレザーのボディに対して、付属部分には姫路のタンナーでフルベジタブルタンニン鞣しをされ、繊維の詰まった極厚4mmのヌメ革を使用しております。質実剛健なレザーながらもダークブラウンに染色することで、落ち着いたカジュアル感を演出してくれます。丈夫で長持ちするのはもちろんのこと、使い続けることにより、ボディのレザーとは一味違うエイジングを経てくれます。ワイルドすぎず、それでいて本物感を感じさせてくれる、真面目な極厚スムースレザーです。

端が切り目ではなく折り返し。上品なフラップです。

カジュアル感の中に上品さを感じさせる雰囲気のバッグですが、１つの要因は素材選択の上質さ。そしてもう１つのポイントはフラップ部分の折り返しです。フラップ部分を60mmほど折り返してサイドにミシンをかけることにより、中央部分にミシン目が来ず、すっきりした印象に仕上がりました。切りっぱなしでもミシン目は出ないのですが、頻繁に開け閉めするフラップだからこそ、革を重ねることにより、めくり上がりにくくなっております。ほんの小さな工夫かもしれませんが、全体の雰囲気を上品に見せてつつ、また機能的にも長期間美しくお使いいただけるリュックサックに仕上げるための、大きな要因となっています。

素材の吟味。職人との対話。オールメイドインジャパン。

altoはバッグデザイナーである下田真史氏が2014年に立ち上げた、若いブランドです。バッグ業界でデザインや素材、営業の経験を積んだ下田氏は［本当の革好きの人たちにもっと喜んでもらえるバッグを作ろう］との思いから、自身でブランドを立ち上げました。ゆっくり愛着を注いで「自分のもの」にしていく楽しみを一人でも多くの人に感じて欲しいために、デザインは素材感がメインのシンプルなもの。機能は自由度高く、コストパフォーマンスの高い価格設定でものづくりをしています。また、男性が持っても女性が持ってもしっくり馴染む、ユニセックスならぬ、「ノーセックス」を提唱し、持ち主の個性を引き立てるバッグを追求しています。

すっきり感とふんわり感が新しいラウンドスクエア。

正面から見るとスッキリしたスクエアフォルム。でもサイドから見ると丸みを帯びたラウンドフォルムのユニークなリュックサックです。上質なレザーの素材感を活かしたシンプルなデザインですが、上品な個性を感じます。やや小さめのコンパクトサイズが女性の背中にもぴったりです。カジュアル感を感じさせながらも、エレガントに仕上がっておりますので、カジュアルシーンでの普段使いはもちろん、オフィススタイルにもしっかり対応できます。ありそうでなかなか見つからない”キレイ目ゆるふわリュック”です。

コンパクト目ながらもゆったりマチ＆B5サイズ対応。

縦横およそ25cm程度のコンパクト寄りのスクエアリュックですが、マチ幅が10cm程度ありますので、見た目以上に容量はあります。また、マチ幅を調整するボタンがサイドの上部にあり、ボタンを閉じた場合は上部のマチ幅を抑えることができます。コンパクトですが大学ノートの大きさであるB5サイズはしっかり入りますので、オフィスでも通学でもお使いいただけます。メインポケットの内側には、ファスナーポケットが１つとフリーポケットがあり、必要最低限の仕分けも可能です。背面サイドにあるファスナーポケットはメインポケットから独立しており、出し入れの多い小物の収納などに便利にお使いいただけます。