革好きも唸る。渾身のオリジナルオイルヌメレザー。

兵庫県播州地方にあるヌメ革を得意とするタンナーで、ゆっくりと時間をかけてフルベジタブルタンニンなめしをされた牛革にたっぷりのオイルを浸透させ、熱プレスをかけたオイルヌメ革をメインの素材に使用しています。革への加脂の加減、オイルの種類、プレスの掛け方にもこだわったオリジナルレザーです。染料染めですので傷や血筋、ムラ感も隠すことのない、素材感むき出しの質感ですが、使い続けることでその人に寄り添うエイジングを感じていただけます。敢えて厚みを漉かず、裏張りもしないことで、革好きの人にも満足いただける重厚な仕上がりとなっています。

飽きのこないシンプルと自分で育てるオリジナリティ。

無類の革好きのデザイナーが生み出すアイテムは、いずれもシンプルな定番デザイン。凝ったデザインではなくできるだけ革を大きく使い、革そのものを味わってほしいという思いが詰まっています。デザイナー渾身のオリジナルオイルヌメレザーは、その重厚な存在感がダイレクトに伝わるよう、裏張りを施さないフルレザー仕上げの贅沢仕様。altoのアイテムは新品時には“シンプルさが際立った良質な革製品”という印象かもしれませんが、使いこむごとに使う人に寄り添って、オリジナリティを高めていく、そんなアイテムなのです。

素材の吟味。職人との対話。オールメイドインジャパン。

altoはバッグデザイナーである下田真史氏が2014年に立ち上げた、若いブランドです。バッグ業界でデザインや素材、営業の経験を積んだ下田氏は［本当の革好きの人たちにもっと喜んでもらえるバッグを作ろう］との思いから、自身でブランドを立ち上げました。ゆっくり愛着を注いで「自分のもの」にしていく楽しみを一人でも多くの人に感じて欲しいために、デザインは素材感がメインのシンプルなもの。機能は自由度高く、コストパフォーマンスの高い価格設定でものづくりをしています。また、男性が持っても女性が持ってもしっくり馴染む、ユニセックスならぬ、「ノーセックス」を提唱し、持ち主の個性を引き立てるバッグを追求しています。

ラフなスタイルが似合う、ポーチ感覚のスリム長財布。

裏張りなしの袋縫い仕立て。オリジナルのオイルヌメレザーを贅沢に使用しながらも、どこか肩の力の抜けたカジュアルな雰囲気を感じさせるフォルムが特徴です。内装には過剰な機能を盛り込まず、ごくシンプルな仕切りのみにまとめられているため、お財布本体もすっきりスリムに仕上がっています。トップのファスナーから出し入れするところは、お財布というよりも小物を入れるポーチのような感覚。肩肘張らないラフな使い方が似合う、ユニセックスなロングウォレットです。

仕切りがない分、自由度も高い。通帳だって入ります。

薄型ではありますが、収納スペースがガチガチに区切られていないため、以外にも自由に使えるところがポイント。メインとなる中央のポケットは、紙幣はもちろん、通帳にも対応するサイズ感。お札が少し多めに必要なときでも、ポーチタイプなので比較的、余裕を持って入れることができます。また、サイドポケットも札入れとして利用可能。６つあるカードポケットは、数枚程度ならカードを重ねて入れられます。スナップボタン付きのポケットは、小銭入れに最適なスペース。オープンタイプですが、本体のファスナーを閉じると、中でコインが散らばらないような高さに設定されています。