植物タンニン鞣しの専門タンナーがつくる「アリゾナ」を使用

イタリア・トスカーナ州サンミニアートのブレターニャ社は、ショルダー部位の植物タンニン鞣し専門のタンナーとして有名です。じっくりと手間暇掛けた鞣し加工の末に生み出された革には、アルプスの麓で自然に育てられた放牧の雄牛の原皮が使用されています。同社はイタリア植物タンニン鞣し協会に加盟しており、製造工程に使用される「鞣し剤」には、人体に有害とされている化学合成化合物は含まれておりません。

アリゾナは、イタリア産の植物タンニン鞣しの革。牛脂や魚脂など、タンナーが独自にブレンドした脂を加えてあるため、独特の味があります。吟面は粒出し（ボラターナ）加工を施して革らしいナチュラルな風合いを出しています。自然なシボ感のある吟面には半光沢のツヤ感があり、革質はハリがありながら、とてもしなやかです。

手作業の染色技法による落ち着いた発色は、その光沢感と相まって、上品で味わいのある革に仕上がっています。じっくりと手間隙を掛けて生み出されたアリゾナは、柔らかく耐久性があります。時間が経つにつれその手触りも見た目もじっくりと磨かれてゆきます。隅々まで本物の輝きが行きわたった植物タンニン鞣し革です。

フルベジタブルタンニン鞣しのデリケートなナチュラル仕上げですので硬いもので擦ったり爪を立てると傷の付きやすい為、ご注意下さい。傷も経年変化で味になりますが小傷の少ない状態で素材に施された加脂と手の脂が相まって深まる風合いは得も言われぬものがあります。革の持つ本来の風合いを最大限に活かす為に、顔料などは一切使わず自然の染料で仕上げています。完全な色止め加工を致しておりませんので、退色や色落ちすることがございます。

抜群の機能性は群を抜いていると思います。

人気の極小財布。小さいということはそれだけで機能的でファッショナブルです。でも最大の難点は使い勝手。でもコチラの小さい財布はスゴい！非常に高い縫製基準で作られているため、１つ１つの動きがスムーズで、小さいながらに余裕を感じさせます。アリゾナレザーとの相性も非常に良く、使い込むごとに使い勝手も増して行くこと間違いなしです。サブのつもりがメインになってしまう可能性大ですよ！

このコストパフォーマンスはもはや驚愕の域

デザインやブランドによる付加価値というものはなかなか金額には表現しにくいですが、原材料のコストだけは、どこのブランド、メーカーにとっても平等です。同じ革を使用し、同じクオリティ、同じデザインのものが、仮に有名ブランドであったら、と考えると、このコストパフォーマンスは驚愕です。実際に商品のクオリティは世界基準です。

世界の一流の革なのに合皮のごとくカラバリ豊富！

ここまで上質なレザー。定番の３～４色ぐらいでカッチリといきたいところですが、そこを多色展開しちゃうのがイタリア流。エイジングを真剣に楽しみたい方も、ファッションの延長線上での経年変化を楽しみたい方もご満足いただけるカラーバリエーションとなっております。