［素材について］
・久留米絣（かすり）
220年の歴史ある久留米絣は、麻の小千谷縮・越後上布・絹の結城紬についで、木綿としては唯一の重要無形文化財に指定されています。
たて糸とよこ糸が重なり織られる際に柄がかすれて見えるから「かすり」と名づけられたといわれています。
特徴は、くくり染めをしたたて糸とよこ糸を合わせる事で表現した柄の愛らしさ、また機械織のように糸に負担をかける事なく織る事で肌にやさしく柔らかい、風合いの良さです。
反物が出来上がるまでには30以上の工程があり、そのひとつひとつに熟練の技が欠かせません。
その為一反の久留米絣が出来上がるまでに最低3ヶ月の月日が必要となります。 長きに渡たり受け継がれた伝統、技術ある久留米絣はクラシカルでありながらもどこかモダンでポップな雰囲気を感じさせます。

［TAKUMI Collectionについて］
匠（たくみ）とは手先の仕事において技術の優れた職人を指します。日本の伝統文化である久留米絣を生活の中に取り入れる、というコンセプトのもとにものづくりをしています。 少し敷居の高い日本の伝統工芸品を、普段の生活の方、家庭の中で使っていただくことで、より豊かな生活になるよう心がけています。

［アイテムについて］
すっきりとした角型口金にふっくらコロンとしたフォルムがバランスの良い、親子がま口財布になります。フロント外側にあるフラップポケットのボタンは、久留米絣の生地を使用したくるみボタンになっており、フラップのカーブラインと相まってとても可愛く仕上がっています。フラップポケットにはマチがあるので、収納もしっかりできます。メインポケット内には、小がま口によって２分割された親ポケットと、中央に小がま口がある３層構造。カード、お札、小銭もしっかり仕分けできます。機能性に優れたミニ財布として、財布の機能を兼ねた多機能ポーチとして、使う人次第でアレンジの効く、ポケット付き親子がま口財布です。