砂利の台地にある地区最古の由緒あるシャトーです。
お向かいに超高値のシュヴァル・ブランとは元は一緒のブドウ園でした。
潜在能力についてはもう名門中の名門の畑の位置なのですから、後は指し馬よろしく、
お向かいのシュヴァルを一度捉え、その後はブッちぎるだけなのです。

２０００年９６点！！！

　「あまりにも完成されたプロポーションゆえに、ふと通りすぎてしまいそうだが、
　　一度でもその虜になったら忘れられない。
　　精緻で純粋なカシスやラズベリーや カラメルの香り。
　　伸びやかで美しい酸。緻密で流麗なタンニン。・・」
＜ワイナート１７号＞

２００１年９２点！！

　「細筆で丁寧に描きこまれたディテールと、長大な余韻は見事だ。
　　甘く優しい果実、ソフトな酸、そして滑らかなタンニンの、
　　さりげない構えの中に、充分なグリップと生命力があり、
　　ワインはふわーっと口の中で広がるが、あっけなく流れていくことがなく、
　　きちんと溜めを作る。」
＜ワイナート２２号　「ボルドーのメルロー」特集より＞

このようにエレガントでしなやかな絶品のフィジャックを所有者のティエリー・マノンクール氏の貴族的な風貌と愛想の良さが大衆的にしてるようですが、不作のヴィンテージでも
名ワインを送り出してるすごい人でもあります。

評価は年々充実上昇しこれからが益々楽しみなフィジャック。
高嶺の花にならぬうち、是非お試しください！