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1855年のメドック格付け後、その評価とはうらはらに、品質の向上が見られず、長年の間、2級の格付けには不相応と言われていましたが、近年、突如華麗な変身を遂げました。2001年にアメリカの投資会社が買収し、そこから瞬く間に素晴らしいワインが生み出されるようなりました。 レイノー博士（キノー・ランクロ）、ミシェル・ロランなど、著名なコンサルタントを複数名招き、彼らがシャトーを徹底的に改善しました。特に生産量の面などでは買収、変革以前と比べるとなんと1/3程度。もともと所有していた畑のテロワールも良かったことで、現在では2級の位に相応しい、モダンで華のあるワインに仕上がるようになりました。 ル・クラスマンはラスコンブについて、「2001年にアメリカの投資家グループに買収されてからワイン造りは、アラン・レイノーに委ねられることになった。最初に手掛けたヴィンテージ2001年は、長年このワイナリーで造られてきたワインの中で、ずば抜けてよい出来となった。もし、こうしたワイン造りが今後も継続されれば、ラスコンブは今世紀で最高のマルゴーの１つになるだろう。」 ロバート・パーカー氏はラスコンブについて 、「メドックの黙示、ラスコンブは2000年に売却されるまでは、ボロボロの状態だった。 新しい所有者は、イヴ・ヴァトロ（レイニャック）・ブリュノ・ルモワーヌ（モンローズ）、アラン・レイノー（キノーランクロ・ラ・フルール・ド・ゲイ）、ミシェル・ロラン（世界的に著名である）といった腕利きのコンサルタントを迎えた。彼らには畑とセラーにおいて、最上のワインをつくるために、必要な変革を実施する権限が与えられた。 現在、2000年以前と比べると、収量は3分の1である。例えば2001年の収量は1ha当たりわずか27hlであった!!」	シャトー・ラスコンブ 2009年 The 2009, which is inky blue/purple to the rim, is a final blend of 48% Cabernet Sauvignon, 48% Merlot and 4% Petit Verdot at 14% natural alcohol. The wine has a beautiful blueberry-scented nose with hints of acacia flowers, licorice, graphite and some subtle charcoal and background oak. Clearly a modern style of Margaux, it is pure, seamless, full-bodied and opulent, and the high glycerin and silky texture of 2009 are brilliantly displayed in this wine. Drink it over the next 15+ years, although it is certainly capable of lasting well past two decades. One of the more difficult estates to manage in southern Margaux is the 300 acres of Lascombes, subdivided into at least 40 to 50 separate plots, making harvest decisions, ripening, and related issues a strategic nightmare. Nevertheless, they seem to have hit pay dirt frequently over the last decade plus. Robert Parker - Wine Advocate #199 2012.02.29