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ロバート・パーカー氏は、「このバルザックのシャトーは、バルザックの有名な2大シャトー、クリマンとクーテのすぐ南東というよい場所にある。残念ながら甘口のドワジ・ヴェドリーヌは少量しか生産されておらず、多くのワイン愛好家がこのワインのよさを見出そうとしても見つけることが難しい。 甘口のドワジ・ヴェドリーヌのほうは隣のドワジ・デーヌのワインよりもはるかにふくよかで、リッチで強烈である。通常、ヴィンテージの5年から7年がいちばんよいが、特に最高のヴィンテージではかなり長く熟成する。 ドワジ・ヴェドリーヌは1840年以降カステジャ家のものである。カステジャ家は品質の点で満足がいかないと見なしたヴィンテージをさっさとグラン・ヴァンからはずす数少ないバルザックの生産者の1つである。例えば、1974年、1968年、1965年、1964年、1963年には、ドワジ・ヴェドリーヌのラベルで生産されたワインは1本もなかった。」と 絶賛！ D.ペッパーコーン氏は、「ここはもともとヴェドリーヌ家のものだったシャトーと醸造所がある。1840年か数回の縁組を経てピエール・カステジャの一家がシャトーを相続したが、彼もまた古い所有者の一族の血をひいている。ワインは伝統的な手法で造られ、発酵も熟成も樽でおこなっていて、新樽の比率は75%となっている。 このシャトーと別のドワジーを比べると、著しく対照的。他の2つはいずれも優雅で繊細さに重点を置いているが、コクとリッチさの点では、ヴェドリーヌの方が勝っている。」 クラスマン誌は星付き評価で、「バルザック村の中でもブーケや甘みが飛び切り豊かなワインを造っているシャトー。栽培面積に対しての生産者は驚くほど少ない。若いうちは余分なアロマが気になるが、5～6年寝かせるとそれは消えて卓越した輝かしい傑作になる」と絶賛！ ヒュージョンソン氏は、「バルザックにある面積20haのクリュ・クラッセ、クリマン・クーテの両シャトーの近く、芳醇で頑強な極めて見事なワイン！熟成向きでほとんど無限の寿命！長年確かなワインを生産」と激賞！	シャトー・ドワジ・ヴェドリーヌ 2010年 アプリコットや蜂蜜、バニラ、かすかにレモンの皮のニュアンス。貴腐ブドウ由来の果実味たっぷりのとろりとした味わい。 Gilbert＆Gaillard 2012年版ではこの2010VTが98/100でNo.1に輝く快挙！ワインスペクテイター誌も「パイナップル、パッションフルーツ、マンゴーのノート」とし、過去でも第2位となる93点！