個人オーナーとしてはサン=テミリオントップクラスの規模

1897年には既に存在していたシャトーですが、現当主のジャン・ギィ・トデスキニー氏が購入し、持ち畑34haとサン=テミリオンでは大きな所有者にはいります。大きなシャトーですので、シャトー・マンゴーやCh de Laisse、Ch. La Barandeなど数種類のワインを生産しており、いわゆる個人オーナーとしてはトップクラスの規模です。現在は2代目が醸造長を務め、1996年からスペシャルキュヴェを作り始めました。

あのヴァランドローとフォジェールの間

畑はシャトー・ヴァランドローとシャトー・フォジェールの間と土壌は完璧な好条件。イギリスのデカンター誌で四ツ星。今、ヨーロッパのみならず、アメリカで大人気。高値で取引されているワインです。

シャトー・マンゴー キュヴェ・カンテッサン 2001年

シャトーマンゴーの粘土石灰質の畑から厳選した平均樹齢40年のメルドーだけを100％使用し造り上げました。生産数は8400本（700ケース）と希少なワインです。果実味が豊かでグリーンペッパーなどをイメージさせるスパイス香も感じられる。樽のニュアンスもバランスが良く、酸味がはっきりと広がってくる。ボリューム感もたっぷりでタンニン、果実味の凝縮感は共に高いレベルにあります。3～5年熟成させれば、また良くなること間違い無しです。

100％メルロー種
温度管理タンク内3～4週間と長いマセラシオン
100％新樽内16-19ヶ月熟成（フレンチオークを三段階に焼いてもらい、その3種類を畑ごとに替え、瓶詰前にブレンド）
綺麗でエレガントなサンテミリオンのスアイルを変えたくないので卵白で清澄、澱引き、21か月瓶内熟成後リリース
サービス温度は18～20度