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エール・ダルジャン 2017年 シャトー・ムートン・ロートシルト 750ml (フランス ボルドー 白ワイン) 家飲み 巣ごもり
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20歳未満の方の酒類の購入、飲酒は法律で禁止されています。
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故フィリップ・ロートシルト男爵が独自につくり上げた場所であり、ワインである。 21歳でこのシャトーを得たとき、彼が並々ならぬ野心を抱いたのは疑いないことだ。 しかし、豊かで著しく深みのあるエキゾチックなスタイルのポイヤックの生産によって、彼は「1855年のメドックのワインの格付けを変えさせた、唯一の男」になったのである。 男爵は1988年1月に死去。今はその娘フィリピンヌがこのワイン造りの帝国の精神的頂点にいる。彼女は常に、パトリック・レオン率いる有能なムートン・チームの頼もしい協力を得てきた。 1973年、ムートン=ロートシルトは公式に『一級シャトー』と格付けされる。こうして、異才の男爵は、彼の挑戦的ワインのラベルの言葉を、『一級にはなれないが、二級の名には甘んじられぬ、余はムートンなり』から、「余は一級であり、かつては二級であったムートンは不変なり」と変えた訳である。 疑問の余地なく、私が飲んだボルドーの最もすばらしい瓶のいくつかはムートンだ。 なぜこのワインが商業的に成功したか、理由はいろいろある。まず、ムートンのラベルが収集の対象であること。1945年以来、フィリップ・ロートシルト男爵は、画家に年に一枚、絵の作成を依頼し、それがラベルを飾った。ムートン=ロートシルトのラベルに登場する大家にはこと欠かなかった。ヨーロッパからミロ、ピカソ、シャガールにコクトー、アメリカ人ではウォーホル、マザーウェル、そして1982年にはジョン・ヒューストン。 次に、すばらしいヴィンテージにおけるムートンのふくよかさが、ラフィット=ロートシルトの厳しい優雅さと、そして濃密で逞しく力強く、タンニンのきいたラトゥールと、かなり違ったスタイルを持つこと。 三番目には、申し分なく維持されたシャトー自体が、その一流のワイン博物館とともに、メドックの(そして多分全ボルドー地域でも)最高の観光地であること。最後に男爵自身、彼が自らのワインのみならず、ボルドーのすべてのワインを普及させるために尽力したということがある。彼の娘フィリピンヌも、父の遺産を十二分に存続させる力がありそうだ。 (ロバート・パーカー) ヒュー・ジョンソン氏は、「公式に第1級格付として認められたのは1973年だが、実質的にはずっと以前からそうだった。王者らしい豊潤さをもつ、多くの場合メドックで最も豊麗なワインになりうる。1991年からは白のエル・ダルジャン Alie d'Argent(銀の翼の意)も産している。」として満点評価の★★★★4つ星! 現当主のフィリッピーヌさんが子供の頃、父親のフィリップさんが毎晩語って聞かせたおとぎ話の題名が“エル・ダルジャン”でした。このお話は戦時中に作られ、その後出版されたそうです。昔、夢を見させてくれたおとぎ話は、今は色と形があるものとして生まれ変わりました。夢の世界が夢のワインに・・・ ※ドメーヌ・ド・ムートン・ロートシルトで造られていますが、メドックでつくられている白はすべてAOCボルドーの表記になります。 | エール・ダルジャン 2017年 シャトー・ムートン・ロートシルト ソーヴィニヨン・ブラン57%にセミヨン42%、ミュスカデル1%。まろやかでグリーンパパイヤにレモン、グーズベリー、ココナッツ、メロンにグレープフルーツや黄リンゴ、バニラにホワイトペッパーのニュアンス。豊かな果実味と絶妙な酸とのバランス。「レモンの香りを中心とした柑橘系果実の濃厚なノートが広がり、白桃や洋梨のアロマが続く。アニスを思わせるほのかな香りが全体を引き立てる。アタックは芳醇で粘性もあり、とにかく複雑な風味。エレガントな樽香とともに、緑茶やアプリコットを思わせる香りが優雅に漂います。後味には長い余韻が楽しめ、味わい深く、極めて甘美なワイン」。 |
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