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ブルゴーニュの1920年にブドウ栽培家であったオノレ・ガヴィネによって設立されたドメーヌです。栽培家としての評価は言うまでもなく、あのロマネ・コンティの醸造家として活躍し、自らのワイン造りのために、ニュイ・サン・ジョルジュに畑を購入したのがこのワイナリーの始まりです。徐々に畑を広げ現在は10ヘクタールを所有し、現当主アルノー氏で5代目になります。ワインガイドには今まで一切掲載されず、知る人ぞ知る通のみ知るドメーヌです。アシェット2005で初めて掲載され注目され、人気上昇中の生産者です。彼らの栽培のノウハウはとても評価が高く、他の造り手からも一目置かれる存在です。 彼は自らもワイン造りを行っていますが、今まで表舞台に出ることはほとんどなく密かに優れたワインを生み出しておりました。ブドウは全て手作業により収穫され、除梗されます。低温マセラシオン発酵後、樽に移されます。ヴィラージュワインの新樽率は5%、プルミエ・クリュは10%。あとは複数年使用樽を使用します。本来の果実味を失わずフルーティーで複雑かつ繊細です。またバランスの取れた印象です。 モーリス・ガヴィネのワインはコート・ド・ニュイのワインを専門とし、ジュブレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネなどの代表的なワインを生産しています。彼らの造り出すワインは伝統あるクラシックなスタイル!時代に左右されないワイン造り姿勢がうかがえ、高貴で華やかなワインです。 2005年版Guide Hachetteに初登場しました。長い歴史を持つ生産者でありながらこれまで紹介されませんでした。
ヴォーヌ・ロマネ 1998年 ドメーヌ・モーリス・ガヴィネ アルノー氏はその造り出した高貴なるワインを長い年月セラーに眠らせ、ストックしてあります。その飲み頃ワインをわずかばかりではありますが分けていただきました。 ヴォーヌ・ロマネ村の南側のオー・レアとラ・クロワ・ブランシュの二つのクリマで栽培された葡萄のアッサンブラージュから生まれる村名です。 力強い味わいと芳醇な香りが特徴のワインで、熟成し始め、今まさに華やかな味わいをかもしだしています。