ヴォーヌ・ロマネ 2017年 アルノー・エ・ソフィ・シリュグ・ノエラ

アルノーの父ジャン・ルイ・シリュグが所有する、ブルゴーニュワインの神様アンリ・ジャイエの伝説の畑として有名なクロ・パラントゥーと、特級リシュブールの真上に位置する銘醸畑レ・バローのブドウを全て購入して生産。平均樹齢60年のピノ・ノワールは全て手摘みで収穫し、50％は全房発酵、フレンチオーク樽で18ヶ月熟成（新樽比率30％）。

「フレッシュで、正確な表現、力強さがあり、下半身がしっかりしている。ラズベリー、レッドチェリー、メントールの複雑さがあり、抜けが良い。広がりと奥行きがある。アーシーなフィニッシュ。レ・バローは冷涼なテロワールのため、収穫はシリュグのヴィラージュより3日遅い。1986年生まれのアルノーは次代を担う才能ある醸造家だ。90点。（ワインレポート：山本明彦）」

モレロチェリーとクラッシュしたイチゴ、エアレーションを介して入ってくる上質なミネラルのクリーンで純粋なブーケを持っています。口当たりはしなやかなタンニンと酸味の良いラインとのバランスがとれていて、そしてフィニッシュに向かってより黒い果物で軽くスパイスが与えられている。（ヴィノス誌）