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2008年、ボーヌ市近郊のムルサンジュ村に創業したドメーヌです。創業者は、Steve Hari スティーヴ・アリさん。シャンパーニュの出身です。 このドメーヌを創業するまでの経歴の一端です。 Patrick Javillierで栽培に従事（1年）ジャヴィリエ氏より醸造も学ぶ Pierre Moreyで栽培に従事（2年半）アンヌ・クロード・ルフレーヴとともに、ビオディナミを開始したピエール・モレ氏より醸造も学ぶ Monthelie Douhairet Porcheret で醸造長兼栽培長（1年半） フランシス・ルショーヴの退社後（2005年）に入社したのが彼です。 当時70歳代前半ですでに引退していたアンドレ・ポルシュレ氏は毎日のようにドメーヌに来ており、彼に醸造技術を教え込みました。その意味では、アンドレ・ポルシュレ氏の「最後の」弟子と言えます。 ファーストヴィンテージも2008年です。ドメーヌの名前「Hospitalieres」は、ドメーヌの前の道の名前です。合計所有面積（フェルマージュ含む）5.5ha。畑はボーヌから9km東、コート・ドール県の東端に位置し、ブルゴーニュ特有の粘土石灰質土壌に混じって、泥灰土が多いのが特徴です。販売先は個人のワイン愛好家、フランスのレストラン、ワインショップ。まだまったく知られていないドメーヌで、輸出やガイド等への出展はこれからです。	ボーヌ クロ・デ・ルアール モノポール ルージュ 2009年 ドメーヌ・デ・ホスピタリエール 1.6ha（白と合わせて合計2.0ha）のモノポール。標高が250mと高く、30%以上の石灰質と小石交じりの粘土石灰質土壌。樹齢約40年のヴィエイユ・ヴィーニュ。畑では厳格なリュット・レゾネによる栽培を行う。 葡萄は全て手摘みで収穫。天然酵母のみによる発酵、新樽比率20%で12ヵ月間の熟成。 無清澄で、軽くフィルターをしてビン詰めします。