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ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社がリリースする事になったコルトンの畑の所有者。ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メロードが所有するコルトンのクロ・デュ・ロワ、ブレッサンド、ルナルド畑を30年契約で貸与し、2008年からは栽培に携わり、2009年からDRC社がリリース。 日本ではあまり知名度の少ないドメーヌですが、デキャンター誌やワインスペステーターなどではよく見かける名門ドメーヌ(17世紀中頃から現在までずっとラドワ・セリニに本拠をおく名門ドメーヌ)です。現在はプランス・フローラン・ド・メロード氏がシャトー ディケムの現当主の妹である奥様と一緒にアロース・コルトンとラドワを中心にワインをつくっています。 樹齢40年以上のブドウ樹を持ち、マットクレイマー氏の「ブルゴーニュワイン」やセレナサトクリフ氏の「ブルゴーニュワイン」などでもほぼ半ページをさいてコメントされる有名造り手です。「このドメーヌの敷地にはまぎれもなく高貴な場所がある。それはブルゴーニュ大公時代の城邸である。1700年のパリ原計院総裁ピエール・ブリュネは、シャトー・ド・セリニィーを再建し、それ以来このシャトーは他人の手にわたることなくこのドメーヌに引き継がれてきた。」 「ブドウの房は醸造所に運び込まれるとまず、選別場に運ばれ、熟し具合が水準に達していないものは取り除かれ、除梗される。というのもワインは4～5年経ってから飲まれるべきものというポリシーの元にここのワインは造られているからだ。だからフィルターもかけない。」 とセレナ サトクリフ氏は「ブルゴーニュワイン」の中で触れています。	ラドワ プルミエ・クリュ オート・ムロット ブラン 2007年 ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メロード コルトン特級に隣接し、一部は特級畑コルトンとなっているラドワの1級オート・ムロット。カピタン・ガニュロと、このプランス・メロード（現DRC）がオート・ムロットの白を造っています。ラドワでは白の泥灰土は非常にシャルドネに適していると言われます。グレープフルーツやレモンなどの柑橘系のフレッシュなアロマとミネラルやハーブの香りに果実味たっぷりの味わい。後半からはかすかにオイリーな印象も感じさせる白ワイン。