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今から約150年前、当時30年以上に渡りヴォルネイの市長を務めたヴィクター・ボワイヨによって設立されたドメーヌ・ルイ・ボワイヨが、2011年に売りに出されました。ボーヌの老舗ネゴシアン、メゾン・シャンピーの社長ピエール・ムルジェがその土地に目をつけ、シャンピーの良き顧客でありブルゴーニュワイン愛好家でもあるアメリカ人投資家、マーク・オコネルの100％出資のもと購入しました。 1.25ヘクタールの畑は3つのアペラシオンに分かれており、中でもワイナリーの名前となったモノポールのクロ・ド・ラシャペルは至宝のテロワールです。栽培・醸造は全てメゾン・シャンピーが管理し、畑は全てオーガニックもしくはビオディナミに変換中です。	ヴォルネイ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・シャペル 2010年 ドメーヌ・クロ・ド・ラ・シャペル 0.56haのモノポール。土壌は石灰岩とマール。隣接するクロ・ド・ラ・ブース・ドールはより赤身がかった土で標高も低く、テロワールが全く異なります。畑の面積が小さく、また石塀に囲まれているため、冷たい風から守られ、太 陽の熱の影響が強く、早熟でやや酸が低いのが特徴です。平均樹齢は50年。収量は40hl/h。100％除梗、木樽の発酵槽を使用。12ヶ月樽熟成。 30％新樽。 複雑で凝縮した香りはブラック・フルーツと控えめな樽のニュアンス。アタックは率直で丸みがあり、骨格を感じます。滑らかな口当たりでフィニッシュにはタンニンと旨みが広がり、美しい余韻が残ります。